誰かに人のことを説明するとき「芸能人の○○に似ている」と例えたことがある人も少なくないだろう。では実際、他人から「芸能人に似ている」と言われた本人はどのように感じているのだろうか？ アイシェアが20代から40代のネットユーザー男女589名の回答を集計した。 「芸能人に似ている」と誰かに言われたことがあるか聞いたところ、全体の38.9％が「ある」と回答。女性では46.7％と男性より14.5ポイント高い。年代別では、20代が27.2％と低いが30代・40代で45％前後と高比率だ。 次に、似ていると言われたことが「ある」人に、最も言われた回数が多い芸能人は自分の好きな芸能人だったか聞いてみた。結果は「好きでも嫌いでもない芸能人だった」が69.0％と最も多く、2位は「好きな芸能人だった」の21.8％に。以下「知らない芸能人だった（7.0％）」、「嫌いな芸能人だった（2.2％）」と続いた。 女性は「好きな芸能人だった」が26.8％で男性より11.1ポイント高く、男性では「好きでも嫌いでもない芸能人だった」が78.4％と女性を17ポイントも上回っている点が特徴的だ。年代別に見ると、30代・40代で「好きな芸能人だった」が25％前後となっているが、20代では12.7％と低い。一方、「好きでも嫌いでもない芸能人だった」は20代で74.5％と他の年代に5ポイント以上差を付けた。 最も言われた回数の多い芸能人に「似ている」と言われて嬉しかったかとの質問には、「嬉しかった（9.6％）」「どちらかというと嬉しかった（37.1％）」を合わせた46.7％が「嬉しかった」とした。女性では「嬉しかった」が52.0％と男性（40.2％）よりも11.8ポイント多い。「嬉しくなかった」は18.3％、「特に何とも思わなかった」は34.9％という結果に。 言われた芸能人別に見てみると、「好きでも嫌いでもない芸能人だった」人では「嬉しかった」が38.0％だったが、「好きな芸能人だった」人では84.0％と大差がついている。好きな芸能人であれば「似ている」という言葉は褒め言葉と捉えられるようだ。
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