「間接的パワハラ」が離職率に影響……携帯電話代など、若い社員ほど経費を自腹 | RBB TODAY

「間接的パワハラ」が離職率に影響……携帯電話代など、若い社員ほど経費を自腹

エンタープライズ その他

経費自腹への不満/携帯電話代自腹への抵抗感
  • 経費自腹への不満/携帯電話代自腹への抵抗感
  • 仕事で自分の個人情報を使わざるをえない状況への不満/プライベート番号を知られる事への抵抗感
  • 自腹経費の詳細
  • 自腹やプライバシー情報の利用は間接的パワハラか/間接的パワハラでモチベーションは低下するか
  • 間接的パワハラは転職を考える理由の1つになるか
  • 間接的パワハラは離職率に影響するか
 アイシェアは7月31日、業務環境が劣悪な企業を「ブラック企業」と呼称するなど、業務環境に対する問題が浮き彫りになっていることを受けて実施した、「業務環境に関する意識調査」の結果を発表した。調査時期は2013年7月で、20~40代の男女1000名から回答を得た。

 まず、「業務に従事する上で発生するさまざまな経費」における“自腹”の現状を聞いたところ、自腹経験のある人は59.7%。自腹経費として、もっとも多かったのは「携帯電話代(30.8%)」だった。以下「接待費(30.7%)」「交通費(27.3%)」「コピー・プリント代(14.9%)」と続く。年代別にみると、何かしらの自腹をしている人(全体から「自腹をしていない」人を引いた層)は、20代が72.2%、30代が54.2%、40代が52.9%となり、若い社員ほど「経費を自腹」していた。

 自腹経費への不満の大きさについては「大きい」30.0%、「やや大きい」26.9%で、全体の56.9%が大きな不満を持っている。とくに、「携帯電話代」の自腹について抵抗があるか聞いたところ、80.8%が「抵抗がある」と回答した。

 個人のプライバシーについては、仕事で自分の個人情報(SNSアカウント、私用携帯電話の番号)を使わざるを得ない状況への不満については、「大きい」「やや大きい」と58.6%が回答。また、62.4%が私用携帯電話の番号(=プライベート番号)を取引先などに知られることに「抵抗がある」と回答している。

 さらに、こういった経費の自腹や個人情報の利用について、これらを「間接的なパワハラだと思う」か、を聞いたところ、全体の60.9%が「間接的パワハラだと思う」と回答した。また「間接的パワハラ」について「転職を考える理由の1つになるか」との問いに対しても、「間接的パワハラだと思う」人の88.6%が「転職を考える理由になる」と回答。「間接的パワハラだと思わない」人でも18.9%は「転職を考える理由」になっていた。また会社全体の「離職率に影響しているか」の問いでも、「間接的パワハラだと思う」人の74.5%が「影響していると思う」と回答しており、「間接的パワハラだと思わない」人でも23.3%は「影響していると思う」と回答している。
《冨岡晶》

関連ニュース

特集

page top