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OKI、サーバ運用管理自動化アプライアンス「DressUP Server Auditor V1」を販売開始

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IT運用例における「DressUP Server Auditor V1」の位置付け
  • IT運用例における「DressUP Server Auditor V1」の位置付け
 OKIは30日、中小規模のエンタープライズシステム向けサーバ運用管理自動化アプライアンス「DressUP Server Auditor(ドレスアップ・サーバ・オーディタ)V1」の販売を開始した。

 「サーバ運用自動化」ツールは、サーバ運用業務を自動化するための基盤を構築し、従来手作業で行っていた業務を自動化できる製品。既存製品においては、大規模システム向けの高額商品が多く、中小規模システムにおいては投資対効果が導入の障壁となっていた。「DressUP Server Auditor V1」は、中小規模のエンタープライズシステム向けとして、低コストで導入でき、なおかつ運用コストを大幅に削減することが可能とのこと。「DressUP Server Auditor V1」は、中小規模のエンタープライズサーバが対象で、アプライアンスサーバ1台で400台までのエンタープライズサーバを管理できる。管理対象プラットフォームはWindows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows XP Professional。今後HP-UX、Linuxの拡張を予定する。

 設計値をもとにしたポリシーと実際のサーバ設定値とを自動比較し、問題点をレポーティング。サーバのシステム構成変更後の設定値チェック、定期チェックを短期間で実施できる。ポリシーは、個別システムにあわせ変更することも可能。また、変更機能オプション追加で、監査だけでなく、変更操作の自動化も可能だ。基本監査ポリシーにより、ISMSに絡む情報システムの監査として、Windows Server 2003オペレーティングシステム、Internet Information Service 6.0の構成情報を監査できる。

 同製品を採用することにより、運用コスト削減、サービスレベル向上などIT内部統制の強化を実現し、IT運用部門の日々の監査・業務を自動化することが可能となっている。変更業務に関してはオプションを選択することで、日立製作所の資産・配布管理ソフトウェア「JP1/NETM/DM」と連携し、変更作業の自動化を実現する。監査業務の自動化については、OKIが自社運用で培った実績を基に、ISMSの監査業務に的を絞った監査ポリシーを標準でバンドルすることにより実現した。また、変更業務については「JP1/NETM/DM」との連携により、アプリケーションやパッチ配信などの変更作業の自動化を実現した。標準価格は300万円(税別、監査機能のみ、管理サーバ台数50台まで)〜で、7月より出荷開始。3年間で500システムの販売が目標とのこと。
《冨岡晶》
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