ヤフー、ソフトバンクIDCソリューションズを吸収合併 | RBB TODAY

ヤフー、ソフトバンクIDCソリューションズを吸収合併

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 ヤフーは19日、ソフトバンクより、ソフトバンクの連結子会社であるソフトバンクIDCソリューションズの全株式の取得を決定した。IDCを吸収合併するとのことで取得金額は450億円。ソフトバンク所有の株式200,000株(直接所有割合100.0%)がすべてヤフーに譲渡される。

 これまでヤフーは、データセンターを自ら所有せず、IDCなどの事業者から調達してきた。今回の決定でデータセンターを自社所有し、将来の需要の増加への対応やサービス増強などを主体的に進めていける体制・設備を確保できる見込みだ。事業面でもIDCとのシナジー効果を最大限活用して次世代のインターネット事業における戦略的基盤を早期に構築することが可能となるため、インターネット事業およびデータセンター事業の持続的な成長と競争力の強化が図れるとしている。

 一方、IDCはこれまでのビジネス展開を通して設備提供からプラットフォームへと事業領域の拡大を図っており、すでにSaaS関連サービスの提供実績を複数持っている。今後の市場拡大により、将来的には数千億円規模に成長すると予測されているSaaSをはじめとしたクラウドコンピューティング領域に、ヤフーが積極的に踏み出していくために現在行っている具体的な検討が、IDCを吸収合併することで基盤提供面、サービス開発面、販売面などを含めて総合的に進展すると期待するとしている。

 株式譲渡の契約は23日に締結され、翌24日に譲渡の予定。ソフトバンクIDCはこの譲渡に先立ち、新設会社分割しており、営業部門については、同社100%子会社の(新)ソフトバンクIDCが引き続き行っていく。
《冨岡晶》

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