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富士フイルム、中国の医療ITシステムトップの天健社を買収

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 富士フイルムは27日、中国の医療ITシステムでトップシェアの北京天健源達科技有限公司を株式取得により子会社化したことを発表した。

 天健社は、病院全体の診療・会計情報を統合・管理する病院情報システム(HIS)を中心に、電子カルテシステム(EMR)、放射線科管理システム(RIS)、医用画像情報システム(PACS)、病理情報システム(PIS)、地域医療システムなどの医療ITシステム製品を幅広く取り扱う企業。中国全土の1,000を越える病院を顧客とし、現在中国医療ITシステムでトップシェアを獲得している。

 富士フイルムは、天健社の子会社化により、急成長する中国医療IT分野における事業拡大に向けた取り組みを、12月より本格展開するとのこと。とくに、年率20%以上で急速に拡大しているHIS、電子カルテなど病院全体の医療ITシステム事業に本格参入するとともに、「SYNAPSE」の積極的な拡販を進めたいとしている。また、現在中国市場で約4割のシェアを有しているFCRや消化器内視鏡などについても、医療ITシステム商談の機会を利用してさらなるシェア拡大を目指すという。
《冨岡晶》
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