本当にページを“めくる”次世代ハードウェア〜日立、ブック型インターフェイスを開発
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今回開発されたブック型インターフェイスは、折り曲げ可能なシート状のものとなっており、シートの曲がり具合を電気信号として検出する。これにより、実際に本のページをめくるような操作でデジタルコンテンツを滑らかに閲覧することが可能となっている。今後普及が期待されるフレキシブルディスプレイを用いたデジタルブックへの応用も可能とのこと。また無線通信により、離れた場所から操作することも可能となっている。
未来型インターフェイスを研究する日立ヒューマンインタラクションラボでは、誰もが慣れ親しんでいる本をめくる動作に着目し動作を解析した結果、ゆっくりとページをめくる場合は小さく本を折り曲げ、速い速度でページをめくる場合は大きく本を折り曲げること、さらにめくる際のページ端の親指のズレも、ページめくりの速度の調節に影響することが判明したという。
そこで、これらの動作を再現できる、折り曲げ可能なシート状のインターフェイスを開発。ユーザがシートを曲げるときの曲げ具合と、シート面上の親指のズレによる圧力をセンサーで検出し、検出された値を電気信号でデジタル機器に無線で伝え、この検出信号に応じて、画面上の複数のWebサイトや画像などの表示切替速度を調整できるようにした。これらの技術により、実際に本のページをめくる感覚でデジタルコンテンツを滑らかに閲覧するブック型インターフェイスが実現したという。
この成果は、2008年9月21日から韓国のソウルで開催されているユビキタスコンピューティング関連の国際学会「Ubicomp 2008」にて発表される予定だ。
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