KDDI研究所は、汎用PC上で動作するソフトウェアにて、デジタルシネマ映像のリアルタイム圧縮を行う技術を開発したと発表した。MPEG-2やH.264など圧縮方式に依存しない、PCを増設することでさまざまな解像度の圧縮が行える、などの特徴がある。
情報通信研究機構、大阪大学、ローマ大学は、1本の光ファイバで300Gbps(10Gbps×30ユーザ)の通信に成功したと発表した。TDM(時間分割多重)、WDM(波長分割多重)、DPSK(符号分割多重)を組み合わせることで実現された。
情報通信研究機構(NICT)と早稲田大学は、「光無線通信」を利用した通信実験にて、10Gbpsの通信速度で双方向伝送に成功したと発表した。この実験は1月24日から30日まで、早稲田大学の西早稲田キャンパスと、1km離れた大久保キャンパスの間で行われた。
日本の標準時の維持・通報を実施している情報通信研究機構(以下、NICT)は、2006年(平成18年)元日に、7年ぶりの「うるう秒」調整が行われることを広く通知した。これにより、同日は平常より1日の長さが1秒だけ長いこととなる。
WUSBをはじめ、次世代の無線技術として開発が進んでいる「UWB」(Ultra Wide Band)。情報通信研究機構(NICT)は、UWBを用いた短距離レーダシステムの試作に成功したと発表した。
産学官共同のSIMPLEプロジェクトは、108Mbpsの通信局を用いた走行中の自動車とインターネットの接続実験に成功したと発表した。ITU-Rにて第4世代移動通信が目指す100Mbpsの通信だが、現在の技術で実用可能であることが示されたとしている。
情報通信研究機構と沖電気は、OCDM(Optical Code Division Multiplexing:光符号分割多重)伝送による200kmの多重伝送実験で、2チャンネルの10Gbps伝送に成功したと発表した。
通信総合研究所は、三洋電機、アドバンテストなどの民間企業と共同でUWB(Ultra Wideband)の通信モジュールを開発した。
通信総合研究所(CRL)は、「広帯域ミリ波FWA」の通信に成功した。1対1であるものの、無線を用いた1Gbpsの通信が可能になる。
通信総合研究所(CRL)は、1月31日に救急医療における画像転送技術の実証実験を行う。通信機器を搭載した救急車を用いて患者を横須賀市立うわまち病院から横浜市立大学附属病院(約14km)まで搬送するという想定で実施される。
東経135度に位置する「明石天文台」。小学生の頃にここが“日本標準時”だと習った覚えがあるだろう。東経135度の真上に太陽がきたときが正午だと決められたからだ。しかし、“本当の日本標準時”は小金井市の通信総合研究所(CRL)にあるのだ。
ロボットとラジコンカー。通信総合研究所(CRL)の一般公開にはインターネット経由で遠隔操作ができる2つの展示物があった。一見して完成された技術に見えるのだが、よくよく観察するとIPで遠隔操作はまだまだ改良の余地があるようだ。
FTTHが普及する中、離島であったり山間部ではまだADSLでも利用できない地域がある。しかし、2010年までには日本の全世帯で100Mbpsクラスの通信サービスが利用できかもしれない。通信総合研究所(CRL)の一般公開では、衛星を使ったブロードバンド通信が紹介されていた。
通信総合研究所(CRL)は、民間企業など21団体と「UWB(Ultra Wide Band)」の研究で協力する。参加団体は、沖電気、オムロン、カシオ、三洋電機、NEC、日立、富士通、松下、古河電気など。
通信総合研究所(CRL)は、CRL独自の「往復逓倍変調器」を使って、4.4GHzの電気信号をもとに61.6GHzミリ波信号を生成、光変調に成功したと発表した。
通信総合研究所は、38GHz帯を用いたFWAにて最大622Mbpsの通信が行える技術を開発したと発表した。
通信総合研究所(CRL)は、日本CATV技術協会と共同でCATVインターネット網におけるIP電話の接続・品質実験を12月9日より開始すると発表した。
通信総合研究所(CRL・東京都小金井市)は、消防研究所(東京都三鷹市)と共同で防災対応通信システムの研究を開始したと発表した。研究は、2.4GHz帯の無線LANを用いて7.8km離れた両研究所を接続して進められる。
独立行政法人 通信総合研究所は、来るべきユビキタス時代の到来にふさわしい移動通信環境の整備を目指すプロジェクトを2つ発足させた。
通信総合研究所(独立行政法人)は、ミリ波自己ヘテロダイン伝送方式による低コストの60GHz帯ワイヤレスリンクの開発に成功したと発表した。このワイヤレスリンクは100BASE-TXのポイントツーポイント接続に利用でき、100m以上の伝送が可能。