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西早稲田〜大久保間の約1kmで実験にて、光無線通信を利用した10Gbpsの通信に成功

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 情報通信研究機構(NICT)と早稲田大学は、「光無線通信」を利用した通信実験にて、10Gbpsの通信速度で双方向伝送に成功したと発表した。この実験は1月24日から30日まで、早稲田大学の西早稲田キャンパスと、1km離れた大久保キャンパスの間で行われた。

 光無線通信とは、光ファイバではなく空間にレーザ光を放射して通信する方法。これまでは、0.8ミクロン帯のレーザ光を利用して、1km離れた地点を1Gbpsで結ぶのが限界とされていた。しかし、今回の実験では、光ファイバ通信と同じく1.5ミクロン帯のレーザ光を使用。これにより、10Gbpsの通信が可能になった。

 両者では、人工衛星での通信に応用し、電車、船、航空機など移動体へのブロードバンド接続サービスの提供が期待できるとしている。
《安達崇徳》
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