ソフトバンク孫氏、スプリント不調に「ビジネスのあり方を根底から見直している」
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売上高は9兆1535億円で前年比7.6%増、営業利益は9995億円で前年比8.8%増だったが、当期利益は5582億円で前年比26.9%減、最終的に、親会社所有者に帰属する純利益は4742億円と前年比29.1%に減少した。
国内通信事業、スプリント事業、ヤフー事業、流通事業などすべての事業で、売上高は増加。これにより営業利益も増加した。一方で、スプリントおよびソフトバンクグループの支払利息が増加し、財務費用がかさんだ。また持分変動利益について、中国アリババの上場および新株発行などで前期は5994億円を計上していたが、今期は、5849億円減の149億円に留まった。これらの結果、反動を受けた純利益は4742億円に留まった。
事業ごとの売上高の増加率を見ると、国内通信事業が4.1%、スプリント事業が2.6%、ヤフー事業が52.9%、流通事業が15.0%となっている。ヤフー事業の増加は、おもにアスクル子会社化によるもの。こうしてみると、やはりスプリントの動きが鈍く、足かせになっているといえる。
ソフトバンクグループ社長の孫正義氏も、2016年3月期 決算説明会において、開口一番「スプリントの改善に、相当な時間、集中している」「ビジネスのあり方を根底から見直している」とスプリントについて言及。改善は着実に進んでいるとし、今後もその姿勢を維持するとした。
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