2020年に向け空港の情報デザインを高度化、NTTらが共同実験を開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
国会図書館、電子書籍の収集実験を開始……ビジネスへの影響など検証
-
【現場レポート】認知症徘徊者を位置情報サービスで捜索……台東区で実証実験
2020年のオリンピック開催に向け、訪日外国人、車椅子・ベビーカーで移動する人、高齢者などに対し、空港を起点とした移動を、「音」「光」「画像」「無線」等による最先端情報技術の活用により、安心・便利にサポートしていくことを目指す。なお4社は、11月26日に設立された「空港における情報UD検討委員会」にも参画しており、情報ユニバーサルデザイン高度化を推進している。
具体的には、スマホによる物体検索を活用した「画像解析技術を用いたかざすUIによる情報提供」、混雑状況を先読みし、動的に案内サインを変化させる「ビッグデータ解析技術を用いた動的サインによる人流誘導」、周囲に雑音があっても聞き取りやすい音声で案内を行う「音声処理技術による音サインの明瞭化」、光ID看板にスマートフォンをかざすことにより多言語での店舗情報を取得できる「光ID技術を使用した商業エリアなどの空港施設の認知検証」、商業エリアに指向性ビーコンを設置し誘導する「Bluetoothビーコンを使用した施設案内誘導検証」を行う。
これら共同実証実験の結果を受けて、2020年に向けて、技術の実用化・導入、新たな技術開発・実証実験を行うという。