ダルビッシュ、右肘手術への覚悟明かす 「今までの野球人生に悔いはない」 | RBB TODAY
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ダルビッシュ、右肘手術への覚悟明かす 「今までの野球人生に悔いはない」

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 右肘の靭帯修復手術(通称:トミー・ジョン手術)を受けることが決まったレンジャーズのダルビッシュ有投手が16日(現地時間)、自身のブログを更新。17日に手術を受けることをことを報告するとともに、現在の心境をつづった。

 「明日右肘内側側副靭帯移植手術を行ってきます」と報告したダルビッシュ。手術後、復帰までには1年以上を要する。

 「思い起こせば小、中、高と痛みに弱く身体を痛めやすい体質でした」と振り返ったダルビッシュは、プロ入り以降も多投してきたことをつづり、自身のプレーだけでなく精神面をも支えてくれた右腕に対し「ファンの方々に見せてきた色々な姿も全てこの右腕があったからこそでした」と感謝。「その右肘の靭帯と共に生きるのも今夜が最後です」としみじみとつづったが、「寂しいですが、残念ではありません。こんなとこまで連れて来てくれたのですからもう本当に感謝しかありません。それと同時に自分の中では何か一つの終わりを感じています。手術が終われば何かが終わり、また新たなものが始まると思います」と前向きな気持をつづった。

 また、手術を受けたとしても復帰出来ない可能性があることにも言及。しかし、「ただ強がりではなく不安も怖さもありません」とキッパリ。20歳の頃に心に誓ったという「いつ終わってもいいようにどんな事にも妥協だけはしないでおこう。」との言葉を守り続けてきたというダルビッシュは、「なので今までの野球人生に悔いはないのです。もちろんファンの皆さんの前に戻りたい気持ちはあるので、色々な事を試しながら最大限の努力はします。ですが今の正直な心境は落ち着いていて、前を向いてしかいないと言うことです」と現在の心境を明かした。

 手術に向け、「その”結果”がどうであれ”結果”に向かうリハビリと言う”過程”においては絶対妥協はしませんし、タダでは手術はしません。これは”ダルビッシュ有の始まり”か”ダルビッシュ有の終わり”かはまだ判別がつきません。ただ愛する”野球界の発展”に繋がる事は確実だと考えています」との思いをつづったダルビッシュ。「今まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。明日の手術頑張ってきます」と覚悟をつづった。
《花》
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