パイオニアら、最大512GBの次世代光ディスクを共同開発……現行BDドライブで再生可能
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新開発の光ディスクは、記録層とガイド層を別にした「ガイド層分離型多層ディスク構造」を採用しており、光ディスクの片面に記録層を8層積層することで、256GBの大容量を実現した。
既存フォーマットとの親和性にも優れ、特殊な信号処理を用いることなくブルーレイディスク対応ドライブでも再生できる(一部ピックアップやファームウェアの変更が必要)。逆に光ディスクの記録装置は、現行のブルーレイディスクへの記録・再生が可能となっている。
すでにパイオニアとメモリーテックは、本技術を用いて片面10層のサンプルディスクの試作に成功。両面で720GBの容量を実現できることも確認済みとのこと。将来的に、ブルーレイ同等ではない、新たな信号処理方式を用いた場合は、1層あたりの記録容量を増やし、12層以上積層することで1TB以上の大容量も実現可能と見られる。
開発には、メディアメーカーである三菱化学メディアも技術協力しており、今後は市場導入に向けた協議を進める。
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