ソニーとパナソニック、業務用次世代光ディスク規格を共同開発へ……1枚あたり300GB以上 | RBB TODAY
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ソニーとパナソニック、業務用次世代光ディスク規格を共同開発へ……1枚あたり300GB以上

エンタープライズ 企業
ソニー「オプティカルディスク・アーカイブ」
  • ソニー「オプティカルディスク・アーカイブ」
  • パナソニック「LB-DM9シリーズ」
 ソニーとパナソニックは29日、業務用光ディスクの次世代規格を共同開発することで基本合意した。

 両社はこれまで、ブルーレイディスクフォーマットをベースにして、光ディスクの強みを活かす商品開発に取り組んできたが、今後拡大が期待されるアーカイブ市場に対応するには、将来にわたり、光ディスク1枚あたりの記録容量を上げることが必須であるとの考えが一致し、本合意に至ったとしている。

 ソニーは放送業務用機器「XDCAM」で培った光ディスク技術を元に、コンパクトなカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵し、1つの大容量ストレージとしてファイルベースで扱う、オプティカルディスク・アーカイブシステムを2012年9月に製品化。一方パナソニックは、2013年7月に、光ディスクストレージ装置「LB-DM9シリーズ」を発売。100GBの光ディスク12枚を収納する薄さ20.8mmの専用マガジンを最大90本収納することで108TBの大容量化を実現している。

 今後両社は規格の仕様や開発項目などの協議を継続。それぞれが有する技術をベースに開発効率を高め、2015年内をめどに、1ディスクあたりの記録容量を300GB以上とする光ディスクの開発を目指す。
《冨岡晶》
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