NEC、HEVCによる4K映像のリアルタイム圧縮装置を世界初発売……NTTと共同開発
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4K映像は、従来のHDに比べ処理画素数が8倍になるなど、データが大容量化する。そのため、映像符号化の国際標準規格AVCの約2倍の圧縮性能を持つ、「HEVC圧縮」の早期実用化が求められていた。今回NTTおよびNECは、高精細映像のリアルタイムでの高効率圧縮技術を確立したとのこと。
「VC-8150」では、H.265/HEVCを採用し、世界で初めて4K高精細映像、10bit高階調で60fps(1秒間に60フレーム)の映像圧縮をリアルタイムに実現している。
画像をいくつかのブロックに分割して行う映像圧縮処理において、瞬時に画像を分析して最適なブロック分割を行う「最適圧縮パラメータ推定技術」をNECが開発。処理量を約1/5に削減した。境界部分の画像劣化を抑える「画像境界処理技術」も開発し、継ぎ目のない高画質な圧縮も実現したという。
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