KLabとIDCフロンティアは12月12日、共同でモバイルオンラインゲームの海外展開向け配信ソリューション研究を開始したことを発表した。 海外との通信は、国内での通信に比べ、数10倍~数100倍の時間がかかる。今回両社は、ゲーム会社が海外でシステムを構築することなく、海外と日本に中継サーバを設置する実証実験を実施する。サーバの通信を最適化することにより、国内にゲームのインフラをおきながら、新たに海外に展開する際にも快適にゲームが楽しめる、通信速度の最適化を行うという。 海外でのモバイルオンラインゲーム配信を積極的に展開しているKLabと、国内に分散配置された大型データセンターと広帯域のネットワークを保有するIDCフロンティアが、共同で研究に取り組むことで、低コストで低レイテンシの通信が可能なソリューションを実現するのが狙い。