ソフトバンクグループ、FTTHサービス接続を巡りNTT東西を提訴 | RBB TODAY
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ソフトバンクグループ、FTTHサービス接続を巡りNTT東西を提訴

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訴状の写し
  • 訴状の写し
  • FTTHのGC局接続(地域IP網)の現状(訴状別紙目録より)
 ソフトバンクBBとソフトバンクテレコムは18日、東日本電信電話および西日本電信電話(NTT東西)を被告として、東京地方裁判所に訴訟を提起したことを発表した。

 ソフトバンクグループ2社は、NTT東西の保有する一般家庭までの光ファイバーアクセス回線の「1分岐単位の回線接続」「光加入者終端盤(OSU)共用に基づく接続」を求めているが、NTT東西が対応しないため、電気通信事業法に基づく接続義務、独占禁止法に違反するとして提訴に踏み切ったとしている。

 ソフトバンクグループ2社は、「8分岐単位での接続は、接続事業者にとって、たとえ1回線の利用であっても、8回線分の接続料を負担させる、きわめて非合理な接続方法」としており、「このようなNTT東西による『8分岐単位での接続の強要』『1分岐単位の接続の申し込み拒否』『OSU非共用』の行為は、電気通信事業法に基づく接続義務に実質的に違反し、かつ、独占禁止法上も単独の取引拒絶、優位的地位の濫用に当たり、不公正な取引方法に該当するため、当社らは独占禁止法24条および19条に基づく本件行為の差止めを請求いたしました」と訴訟に至った経緯を説明している。
《冨岡晶》
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