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全世界ECサイト&オークションサイトランキング、Amazonが1位に……コムスコア調べ

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「アマゾン」トップページ(Amazon.co.jp)
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  • 日本からは「楽天」が5位にランクイン
 コムスコア・ジャパンは25日、主要な世界中の主要小売/オークション サイトに関するレポートを公開した。分析されたアクセス先のうち、「Amazon」(世界各国版サイトの合計)が世界最大のオーディエンス数を獲得していることが判明した。

 この調査によると、6月に世界のインターネット人口の20.4%に相当する2億8200万人以上が、Amazonを訪問していた。2位の「Eベイ」は、2億2350万人の訪問者(16.2%)となっている。Taobao(タオバオ) やアリババ、Alipay(アリペイ)などのサイトを傘下に有する中国の「アリババ」は、傘下サイト合計で1億5680万人の訪問者(11.3%)で3位に。「Apple」(Apple.com / 世界各国版合計)はその世界のオーディエンスが全インターネット ユーザーのほぼ10%となる1億3400万人超を記録し4位。そして日本の「楽天」は約5780万人の訪問者(4.2%)で5位となった。

 これら上位の小売/オークションサイトの訪問者についてその地域的構成を分析すると、ブランドにはグローバルに分散したオーディエンスと地域的に集中したオーディエンスの両方のタイプが存在することがあきらかになっている。「Amazon」と「Apple」は、この調査の他のほとんどのブランドに比べて、よりグローバルに分散したオーディエンスを示した。Amazonはそのオーディエンスの35.4%を北米から集める一方、欧州からのオーディエンスは31.8%、アジア太平洋地域のオーディエンスは24.1%だった。同様に「Apple」はその訪問者の32.0%を北米から獲得し、欧州のオーディエンスは29.6%、アジア太平洋地域のオーディエンスは24.9%だった。

 他方、中国の「アリババ」と「楽天」は、そのトラフィックの大部分をアジア太平洋地域から集め、それぞれのアジア太平洋地域シェアは85.7%と72.7%だった。

 コムスコアの共同創業者であるジャン・フルゴニ(Gian Fulgoni)会長は、「小売電子商取引は米国ではすでに年間売上1500億ドル超の産業に成長しましたが、世界の他の地域にはまだ巨大な成長の機会があります。テクノロジーは消費者の行動様式を変化させ、消費者はますます、便利で価格設定のメリットがあるオンライン チャンネルを選ぶようになっています。一部のグローバル小売ブランドはこの世界的な消費者トレンドを利用してきました。そして、他の多くの小売業者もこれに追随するはずです。」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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