金星探査機「あかつき」打ち上げ延期だが、金星とはいったいどんな星? | RBB TODAY

金星探査機「あかつき」打ち上げ延期だが、金星とはいったいどんな星?

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なぜ金星を探査するのかなど、「あかつき」ミッションの意義も解説
  • なぜ金星を探査するのかなど、「あかつき」ミッションの意義も解説
  • 「あかつき」特設サイト。金星に関する解説が豊富だ
  • 「あかつき」のミッションを図解
  • 金星観測の動画も公開
 天候不順で打ち上げ延期となってしまった金星探査機「あかつき」だが、金星とはいったいどんな惑星なのか、なぜいま金星探査なのか、JAXAの「あかつき」特設サイトでお勉強しておこう。

 金星は太陽系で主星太陽から2番目に近い惑星で、地球からは明け方と夕方のみ観察できる。これは金星が太陽に近いため、ほぼ太陽と同じ動きをするからである。「あかつき」特設サイトでは、こういった金星の概要、「あかつき」ミッションの概要を解説している。

 同サイト「金星を学んで地球を知る」コーナーによれば、金星は太陽系で唯一地球とほぼ同じ大きさと質量で、地球と同時期に似たような姿で誕生したと考えられ、“地球の双子星”ともいうべき存在だという。にもかかわらず、金星の大気は主に二酸化炭素でできていて、硫酸の雲で覆われている。地表面の温度は400度以上で、気圧は約90気圧という高温で高圧の世界だ。金星と地球で起きていることはどう違うのか。金星という天体の仕組みが分かれば、ひるがえって、地球のことがもっとよく分かるはずだそうだ。

 金星探査機「あかつき」は世界初の惑星気象衛星といっていい探査機で、上空60キロすべての場所で自転と同じ方向に吹いており、時速400キロにもなる「スーパーローテーション」と呼ばれる猛スピードの風の謎にも迫る。「あかつき」では、赤外線から紫外線までの異なる波長の光で金星の大気の広い範囲を連続的に撮影して、大気の三次元的な運動を明らかにする。違った光の波長で調べると、大気中の異なる高度の現象が見えるので、立体的な情報を得ることができるという。

 同サイトには「金星大気の謎に挑む~金星探査機PLANET-C~」という動画も公開されている。「あかつき」から次々とデータが届く頃には、きっと日本でも金星ブームがやってくる。その前に、金星についてしっかりと知識をつけておこう。
《関口賢》

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