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富士通総研、組織の危機対応能力を強化する「BCM訓練センター」を開設

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事業継続戦略の概念
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  • BCM訓練センターの役割
 富士通総研は15日、国内で初めて事業継続マネジメントの強化に向けた「BCM訓練センター」を設立。専門的な研修・訓練メニューと訓練環境の提供を開始した。

 「BCM訓練センター」(BCM:Business Continuity Management、事業継続マネジメント)は、組織が今後見舞われる可能性のあるさまざまな危機環境下での、人の行動能力や組織の意思決定プロセス強化を目的とした機関。同センターでは、富士通グループにおける実践ノウハウと、国内外の専門機関との提携により、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定方法、不測の事態が発生した際の初動対応、事業継続対応から危機広報に至るまで、企業に求められるさまざまな危機対応能力強化のための研修・訓練サービスを提供する。

 国内外のBCM専門家資格を保有するメンバーが、顧客先、または各地区の訓練センター(東京・大阪:今後順次拡大予定)において訓練を実施し、危機対応能力の強化を支援する。富士通グループ内での実践経験およびさまざまな規模・業種の顧客に向け展開してきた訓練実績に基づき、豊富な訓練メニューとシナリオを取り揃え、災害時対応、事業継続、危機広報、危機管理人材の育成など、あらゆる目的やニーズに応じた最適な訓練を独自に開発した教育訓練企画運営手法に則り、実施するとのこと。2012年度末までに売上10億円を目指す。
《冨岡晶》
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