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米HP、パソコン事業の維持・継続を決定

エンタープライズ 企業
パソコン事業の継続を発表したリリース文(抜粋)
  • パソコン事業の継続を発表したリリース文(抜粋)
  • HP社長兼CEOのメグ・ホイットマン氏
 米ヒューレット・パッカードは現地時間27日、パソコン事業などを手掛けるパーソナルシステムズグループ(PSG)に関する戦略的位置づけの検証を終え、PSGを同社の一部として維持、継続展開することを決定した。

 HPは8月に、PSGを別会社として分離独立させる方針であることを発表していた。また同時にwebOS事業の打ち切りも発表していた。

 同社は、その後の検討の結果、サプライチェーン、IT、および調達等の主要業務を、HP全体として統合していることのメリットが非常に高いことが明確になったとしている。さらにPSGが分社化し、独立企業としてサプライチェーンやIT等を再構築するために要する費用が、PSGの分社化メリットを上回る可能性があったという。

 HP社長兼CEOのメグ・ホイットマン氏は「HPはPSGの独立分社化に伴う戦略、財務、および営業面等における影響について客観的な評価を行いました。評価分析の結果、PSGを維持することがお客様、パートナー企業、株主の皆様、また社員のために、最適な判断であるという結論に至りました。PSGがHPと一体であることにより、HPとPSGは統合された事業運営を進め、さらなる成長を生み出していきます」とのコメントを寄せている。PSG単体での2010会計年度の売上高は407億ドル。
《冨岡晶》
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