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オープンソースCRM社、SaaS基盤としてビットアイルの「アプリケーションオンデマンド」を採用

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アプリケーションオンデマンドの特徴
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 ビットアイルは14日、オープンソースCRM社が、取り扱う商用オープンソースCRMソリューション「SugarCRM」のSaaS提供基盤として、ビットアイルのアプリケーションベンダー向けクラウドパッケージ「アプリケーションオンデマンド」を採用したことを発表した。

 パッケージを中心としたアプリケーションを提供してきたアプリケーションベンダーにとって、プライベートクラウドの普及やSaaS利用の拡大は、これまでの事業モデル(提供モデル、収益モデル、インフラを含めた基盤の構築、契約・課金業務など)の大きな変化をともなうものとなっている。ビットアイルでは、「Cloud ISLE」ブランドでクラウドサービス群を展開、アプリケーションベンダーが、低コストかつスピーディーにオンデマンドサービスに取り組むことができる基盤として「アプリケーションオンデマンド」を提供している。

 「アプリケーションオンデマンド」では、顧客企業は、ポータルにて利用申し込み後数分でSugarCRMのオンデマンドサービスの利用開始が可能。利用ユーザー数の変更やディスク領域の拡張などのプラン変更・追加をポータルから変更操作するだけで自動的に実行が可能となっている。また稼働環境とセットになった試用版の提供(申込み後数分で利用開始可能)により、手軽にトライアル実施をすることもできる。機能面では、顧客企業向けポータルと連携した専用管理ツールの顧客・契約・課金管理機能より、煩雑な事務作業の多くが不要となり、顧客・契約管理などの業務担当者の作業工数の50%以上の削減を実現した。さらに、提供プランの作成や顧客・契約・課金管理の仕組みをアプリケーションオンデマンドが提供するため、管理用システム開発投資が不要となっている。さらに、「アプリケーションオンデマンド」は、シングルテナント型のパッケージアプリケーションをそのままオンデマンドサービス化することが可能となっている。

 オープンソースCRM社では今回の「アプリケーションオンデマンド」採用について、利用顧客の利便性を高め、かつ事業収益性を高めることで自社のオンデマンドサービスを強化するのが目的だとしている。今後既存のオンデマンドサービス契約先の環境をすべて「アプリケーションオンデマンド」へ移行する予定とのこと。また、オープンソースCRM社は、会計システムなどオンプレミスのシステムや、SaaS型で提供されているビジネスインテリジェンスやECサイトシステムなどと連携するサービスも展開予定だ。

《冨岡晶》
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