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ノベル、仮想化対応のディザスタリカバリ製品「PlateSpin Protect」最新版を発表

エンタープライズ モバイルBIZ
 ノベルは15日、ディザスタリカバリ/バックアップ製品の最新版「PlateSpin Protect(プレートスピン・プロテクト)8.1」を発表、出荷を開始した。

 「PlateSpin Protect」は、ノベルの仮想化ソリューション「PlateSpin Workload Management」製品群の一製品。既存のバックアップやレプリケーションソフトウェアと異なり、仮想環境を前提としたディザスタリカバリ/バックアップ製品となっている。PlateSpin独自の移行技術を活用してワークロードをイメージベースでバックアップする。特に災害対策においては、仮想マシンを利用したバックアップとデータ同期により、物理環境と仮想環境の障害対策を一元的に実行できる。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のような内部統制報告制度に対応するバックアップソリューションとして使用することも可能。最新版では日本語に対応した。

 PlateSpin Protectは保護対象となる物理/仮想サーバのワークロードのレプリカを仮想マシンに保持し、同期をとる。これにより、プロダクション・サーバに障害が生じた場合、管理者は仮想マシンにあるレプリカを迅速に立ち上げ、プロダクト環境が回復するまで通常通り稼働させることができる。保護するワークロードはあくまでもバックアップイメージのため、OSやアプリケーションのライセンス費用も不要だ。また、物理/仮想サーバとの差分データをレプリカに分〜時間単位で同期できるため、復旧に日単位で時間がかかるテープバックアップと比較しても、確実かつ迅速なフェイルオーバーが実現できるとのこと。V2P機能を利用したサーバのフェイルバックにも対応する。

 市場参考価格(税別)は、1〜74ライセンスならびに1年の標準メンテナンスサポート付き(ディスクブロック転送なし)で約12万円、1〜49ライセンスならびに1年の標準メンテナンスサポート付き(ディスクブロック転送あり)で約23万円。初年度100社への販売を目指す。
《冨岡晶》
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