3PAR、クラウド導入支援「Cloud-Agile」プログラムを展開開始 〜 大手ホスティング企業4社と協力 | RBB TODAY
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3PAR、クラウド導入支援「Cloud-Agile」プログラムを展開開始 〜 大手ホスティング企業4社と協力

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 米3PARは18日、3PARのユーティリティ・ストレージを導入する大手ホスティング・プロバイダ4社と協力し「3PAR Cloud-Agile」(クラウド・アジャイル)プログラムを展開することを発表した。
  •  米3PARは18日、3PARのユーティリティ・ストレージを導入する大手ホスティング・プロバイダ4社と協力し「3PAR Cloud-Agile」(クラウド・アジャイル)プログラムを展開することを発表した。
 米3PARは18日、3PARのユーティリティ・ストレージを導入する大手ホスティング・プロバイダ4社と協力し「3PAR Cloud-Agile」(クラウド・アジャイル)プログラムを展開することを発表した。

 クラウドコンピューティングとクラウド型サービスの導入促進を目的とするもので、パートナー各社は、3PAR Cloud-Agileプログラムに参画することで、顧客に対して差別化された仮想プライベート・アレイ(VPA)および「3PAR Cloud-Agile: SECURED」、安全・確実なディザスタリカバリ(DR)ソリューションを提供することが可能となる。現在「3PARクラウド・アジャイル・チャーター・メンバー」となっているのはアテンダ社、データパイプ社、テレマーク・ワールドワイド社、ベライゾン・ビジネス社の4社。このプログラムへの参加は、3PARユーティリティ・ストレージを自社のクラウド型サービスの戦略的必須技術として導入している大手ホスティング・プロバイダに限定されたものとなる。

 「3PAR Cloud-Agile: SECURED」は、独立した「仮想プライベート・アレイ」であるVPAサービスを、「共有型」のホスティング・オプション、または低コストによる「専用」ホスティング・オプションを含め柔軟に提供することを可能とするもの。3PARの仮想ドメイン・ソフトウェアを採用することで、「共有型」のホスティング・オプションを使用したサービスを選択し提供する場合、エンドユーザーが抱くセキュリティ、安全性、サービスの品質などの不安を解消する。パートナー企業は不正なアクセス、監視、制御から保護された共有型の仮想化ハードウェア・プラットフォームのなかで、安全なリソースの分離を実現するとともに、それぞれの顧客規模に合わせてコントローラとディスクのすべてのリソースを活用し、高いパフォーマンス・性能レベルを実現することが可能となる。

 ちなみに調査会社IDCは、企業が専用ITインフラから脱却し、共有型の仮想化ユーティリティ・サービス・モデルへの導入を積極的に推進すると予測、2008年162億ドルであったITクラウド・サービスに関連した支出が、2012年には約3倍の423億ドルにまで上昇すると見込んでいる。また、ITクラウド・サービス市場におけるストレージ関連のクラウド・サービスの支出は、2008年の5%から2012年までに、約7倍に成長、ITクラウド・サービスの支出全体の13%にまで上昇すると期待されているという。TechValidate社が3PARのクラウドコンピューティング・サービスの顧客を対象にした調査では、IT部門の69%が3PARのユーティリティ・ストレージを導入してクラウドコンピューティング・サービスを強化することで、従来のストレージ手段と比較して総容量を40%以上も節約できたと評価しているという。
《冨岡晶》
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