日本ユニシス、「ストレージクラウド」など国内初の最新技術でクラウド型iDCの基盤を強化 | RBB TODAY
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日本ユニシス、「ストレージクラウド」など国内初の最新技術でクラウド型iDCの基盤を強化

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日本ユニシスの次世代iDC基盤全体概要図
  • 日本ユニシスの次世代iDC基盤全体概要図
  • 日本ユニシスのクラウド型iDC基盤ロードマップ
 日本ユニシスグループは7日、強化されたクラウド型iDC基盤をベースに、「エンタープライズクラウド」「ストレージクラウド」などの新機能を加え、クラウド型iDC事業の基盤強化および新サービス拡充を図る方針を発表した。

 今回あらたに提供されるサービスは、「エンタープライズクラウド」「WANアクセスパッケージ(イントラネット用接続回線セット)」「Inter iDCを利用したストレージクラウド(ICTデータストアサービス)」「ICTホスティングサービス CT(Count By Times)」「ICTサービスカフェテリア」の5つ。今回のiDC基盤の強化のポイントは、ディザスタリカバリー、データセキュリティ、ストレージの多様化、高速ネットワークの利用など、エンタープライズクラウドとしての要件に耐えうるものが中心となっている。なお9月24日に、クラウドサービスでは日本初となる「ISO/IEC20000」をICTホスティングサービスで取得したとしている。各サービスは10月より順次販売開始となる予定。

 「エンタープライズクラウド」はプライベート型クラウドサービスで、自社で使用しているIT環境をそのままクラウド環境へ移行することを可能とするもの。顧客IT環境と直接接続が可能な形式(NATなどの変換が不要)をとるため、ユーザー認証やアプリケーションなどの変更は不要。「WANアクセスパッケージ(イントラネット用接続回線セット)」ではICTホスティングサービスを直接利用する回線およびネットワーク機器をセットで提供する。回線の種類として、100Mbps、10Mbps、共用ブロードバンド回線から選択が可能。

 「ストレージクラウド(ICTデータストアサービス)」では、複数iDCロケーションを高速回線で結合することにより融合的に活用し、顧客データを分散させる機能を持つストレージサービスを提供する。大阪iDCを本年10月に開設、北海道iDCを2010年1月に開設し、両iDCの開設に合わせ、「真性乱数を使用した秘密分散データストアサービス」「超高速データストアサービス」「1度書き込みを行うと消去、変更ができないWORM(Write Once Read Many)データストアサービス」について順次リリースする予定とのこと。

 「ICTホスティングサービス CT(Count By Times)」は時間単位での従量課金料金体系で提供するもので、利用実績に応じた利用料金での従量制サービスとなる。「ICTサービスカフェテリア」は、インターネット経由のクラウド環境だけではなく、物理的なロケーション環境を加えたサービスとして、大量データの移行やシステム切り替え、検証作業に利用できる作業用回線および専用PC端末を提供する。
《冨岡晶》
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