NEC、最短2週間で構築可能な仮想PC型シンクライアントシステムを発売 〜 パンデミック対策に対応 | RBB TODAY
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NEC、最短2週間で構築可能な仮想PC型シンクライアントシステムを発売 〜 パンデミック対策に対応

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シンクライアント パンデミック対策パッケージ(50ユーザ)内訳
  • シンクライアント パンデミック対策パッケージ(50ユーザ)内訳
  • シンクライアント化ソフトウェア内訳
 NECは4日、最短2週間でのシステム構築を可能とする仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を、BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)向けに強化し、販売を開始した。

 新型インフルエンザの流行に伴い、パンデミック時のBCPの一環として、自宅にいながらセキュアな環境で日常と同様の業務を可能とするシンクライアントシステムで、より短期間・低コストで導入したいというニーズに対応。「VirtualPCCenter」を強化した製品として、在宅勤務に最小限必要な環境をパック化し、最短2週間でのシステム構築を可能とする「シンクライアント パンデミック対策パッケージ」、既存PCを有効活用するシンクライアント化ソフトウェア、導入規模に応じて仮想化基盤を自由に選択可能なシンクライアントシステムをそれぞれ販売する。

 「シンクライアント パンデミック対策パッケージ」は、「VirtualPCCenter」とVPN仮想アプライアンス「SecureBranch VM-Edition」で実現するシンクライアントリモートアクセスソリューションと、在宅勤務に最小限必要となるハードウェア・ソフトウェア・SIをパック化した製品。価格は、税抜555万円から(50ユーザ)。

 さらに既存PCを有効活用するシンクライアント化ソフトウェアとして、HDD/SSDへのデータ書き込みを禁止し、通常のPCをシンクライアント端末化するソフトウェア「ライトフィルタ」を16日より新たに発売する。また、自宅や出張先でのPC利用を想定し、USBメモリやCD-ROMからPCを起動し、既存PCをシンクライアント端末として利用可能にするソフトウェア「SigmaSystemCenterソフトウェア シンターミナル 2.2」を機能強化し、10月30日より発売する。これらのソフトウェアを導入することで、パンデミックなどの緊急事態発生時にも、既存のPCを活かして早急なシンクライアント環境が導入可能。「ライトフィルタ ver.1.0」(10ユーザ)の価格は188,000円から。

 仮想化基盤の選択では、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」の構成品である仮想化基盤ソフトウェア(VMware vSphere4など)を細分化し、導入規模に応じた適切な仮想化基盤を提供する。これにより、適切な仮想PC型シンクライアントシステムの提供を行える見込みだ。
《池本淳》
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