NEC、御殿場市教育委員会へ「仮想PC型シンクライアントシステム」を納入 | RBB TODAY

NEC、御殿場市教育委員会へ「仮想PC型シンクライアントシステム」を納入

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御殿場市教育委員会のシステム概要
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 NECは31日、御殿場市教育委員会へ仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を納入し、本格稼働を開始したことを発表した。

 新システムの導入は、教職員のPC環境からの情報漏えい事故の防止が目的。同時に御殿場市役所の全職員向けの、情報漏えい防止および運用管理の効率化を目的とした「VirtualPCCenter」の受注も決定したという。仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」は、利用者ごとに異なるPC環境を、サーバ上で仮想的かつ集約して稼働させ、CPUなどサーバのリソースを利用者の負荷に応じて自動的に割り振る機能を持つ。仮想PCサーバ、統合管理サーバ、統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystem Center」、VMware社の仮想化基盤ソフトウェアから構成されている。

 御殿場市教育委員会において本格的な運用が開始されたシステムは、この「VirtualPCCenter」を基盤とし、御殿場小学校および富士岡小学校の教職員向けにノート型シンクライアント端末「US60」66台で構成されている。これらの小学校では、成績処理集計、保健管理、体力測定集計などのソフトウェアを使用しているが、導入により、利用者の端末にデータを保存させないことで、情報漏えいやウィルス侵入を防御するセキュリティの強化を図っている。また、資料の持ち出しやデータをダウンロードすることもなく、自宅におけるPCでシンクライアント環境を利用することも可能なため、安全性の高い環境での利便性を確保できる見込みだ。

 御殿場市教育委員会では、2006年に政府のIT戦略本部が策定している「IT新改革戦略」の方策を実現するために、教職員一人に一台のコンピュータおよびネットワーク環境の整備を推進している。さらに教職員による個人情報などの漏えい事故を防止するセキュリティ対策も強化しており、すべてサーバ側にデータおよび処理機能を持つシンクライントシステムの導入を決定したという。またNECは、あらたに御殿場市役所から「VirtualPCCenter」の導入を受注することが決定した。セキュリティ強化および運用管理の効率化を目的とし、市役所庁舎および支所や保育園などの出先機関も含めた全職員向けにシンクライアント端末「US110」を630台展開する予定とのこと。
《池本淳》

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