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富士通、グローバルサーバ「GS21シリーズ」の新モデルを販売開始

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「GS21 1600モデルグループ」
  • 「GS21 1600モデルグループ」
  • 4CPU実装新プロセッサ
 富士通は16日、メインフレームの超大型機「GS21 1600モデルグループ」および大型機「GS21 1400モデルグループ」の販売を開始した。

 今回あらたに開発されたのは、「GS21 1600モデルグループ」35モデルと、「GS21 1400モデルグループ」26モデルの合計61モデル。新モデルでは、1チップに4CPUを実装した独自開発の新プロセッサを搭載し、従来モデルに比べ最大約30%の処理能力向上、最大約20%の消費電力削減を実現した。また、システム記憶装置(SSU)についても、クラスタとのインターフェイスに「XAUI(10Gigabit Attachment Unit Interface)」を採用したことで、従来装置に比べデータ転送速度を最大約80%向上させた。クラスタとSSU間のインターフェイスのRAS機能を強化したことにより、万が一のインターフェイス障害時も、二重化構成のSSUの両系運用を維持できる。これによりインターフェイス障害時にSSUが縮退し片系運用となる従来システムに比べ、連続運転性が格段に向上した。筐体に使う塗料については、揮発性有機化合物(VOC)を全廃し無溶剤の粉体塗料を採用、地球に優しい装置仕様としたという。

 グローバルサーバのOSである「OSIV/MSP」「OSIV/XSP」において、高性能・高信頼な基幹業務システムを構築するための基盤ソフトウェアとして、あらたに「OSIV/MSP GSS21i Standard Edition V80」および「OSIV/XSP GSS21i Standard Edition V80」が提供される。さらにソフトウェア「Global System Software 21 internet extension(GSS21i)」についても、内部統制支援機能やSOA適用性を強化した新バージョンを同日より販売開始する。レンタル価格(税別)はGS21 1600モデルグループ(35モデル)が月額1,163万2千円〜(2010年1月より出荷)、GS21 1400モデルグループ(26モデル)が月額241万4千円〜 (2010年1月より出荷)、OSIV/MSP GSS21i Standard Edition V80が月額161万円〜(2010年1月より出荷)、OSIV/XSP GSS21i Standard Edition V80が月額27万6千円〜(2009年7月31日より出荷)。なお、「GS21シリーズ」新モデルは、5月14日〜15日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2009」で閲覧可能。
《冨岡晶》
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