日本HP、業界標準「ITIL v.3」に基づいた運用管理ソフトウェア4製品の販売開始 | RBB TODAY

日本HP、業界標準「ITIL v.3」に基づいた運用管理ソフトウェア4製品の販売開始

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 日本ヒューレット・パッカードは4日、ITIL v.3に基づき、ITシステム構成情報の一元管理を効率化するための新製品、およびシステムパフォーマンスを管理する新製品の販売を開始した。

 ITIL(Information Technology Infrastructure Library)はITサービスマネジメントにおける成功事例やノウハウをまとめた書籍群で、業界標準ともいえる存在だ。日本HPの新製品では、ITIL v.3 CMSの概念に基づく統合運用管理が実現可能とのこと。今回販売開始されたのは、企業内に点在するITサービス情報の統合と共有を図る「HP Universal CMDB 8.0」、ネットワーク上の構成要素を収集して「HP UCMDB」に構成アイテムとして格納する「HP Discovery & Dependency Mapping 8.0」(HP DDM)、ユーザーの視点でサービスレベルを監視する「HP Business Availability Center 8.0」(HP BAC)、エージェントレスのサーバー/システム監視をサポートする「HP SiteScope 10」の4製品。

 「HP Universal CMDB」は、ソフトウェアBTO(ビジネス・テクノロジの最適化)製品群の中核となる構成情報管理ソフトウェア製品。「HP DDM」が収集した構成要素と依存関係、同社のソフトウェア製品群が管理する構成情報、他のデータベースやCSVファイル等に保管されているデータを構成アイテムとしてCMDBに格納し、Webコンソールから構成情報の可視化、レポーティング、分析等の活用を実現する。

 エージェントレス型のシステム監視ツール「HP SiteScope」が基幹システムやアプリケーションをリアルタイムに監視し、さらに「HP BAC」がユーザーの体感速度を含めたシステムのサービスレベルを監視することで、最適なITサービスの提供を支援するものとなる。「HP BAC」は、ビジネス視点でITサービスの可用性、サービスレベルを監視するソフトウェアスイート製品だ。ITサービスへアクセスする実際のユーザーが体感するレスポンスを計測する「Real User Monitor」、仮想ユーザーによってレスポンスを定期的に計測する「Business Process Monitor」、J2EE、.NETなどのアプリケーションのレスポンスを計測する「Diagnostics」に加え、今回のバージョンよりメインフレームのレスポンスを計測する「Transaction Vision」および上記製品が収集する情報に基づきパフォーマンス問題の原因特定を容易にする「Problem Isolation」が加わっている。

 なお「HP UCMDB」では、同社ソフトウェア以外の製品との連携を実現するためのAPI(Webサービス、Java)も提供される。連携モジュールの開発により、ダイナミックに、他製品からUCMDB内の構成アイテムの取得、更新、インパクト分析の実行と結果取得等、及びUCMDBから他製品の管理情報の取得が可能。

 価格は、最小構成価格で「HP Universal CMDB 8.0」が税込10,080,000円〜、「HP Discovery & Dependency Mapping 8.0」が16,800円〜、「HP Business Availability Center 8.0」が586,950円〜、「HP SiteScope 10」が36,750円〜。
《池本淳》

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