日本ユニシス、インテルプロセッサ採用のエンプラサーバ中小型機「CS4080D」シリーズを販売開始 | RBB TODAY
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日本ユニシス、インテルプロセッサ採用のエンプラサーバ中小型機「CS4080D」シリーズを販売開始

エンタープライズ ハードウェア
「Unisys ClearPath Plus Server CS4080Dシリーズ」システム仕様
  • 「Unisys ClearPath Plus Server CS4080Dシリーズ」システム仕様
  • 「Unisys ClearPath Plus Server CS4080Dシリーズ」外観
 日本ユニシスは26日、米国ユニシスの次世代サーバ・アーキテクチャーを採用した、エンタープライズサーバ中小型機「Unisys ClearPath Plus Server CS4080Dシリーズ」の販売を開始した。

 米国ユニシスの次世代サーバ・アーキテクチャーは、メインフレーム環境であるOS2200環境とMCP環境に加えて、Windows環境、およびLinux環境を1つの仮想環境上に統合し、効率的な資源管理と最適化を目指すものとなっている。「CS4080Dシリーズ」は、OS2200シリーズとしては初めてインテル プロセッサを採用、小型機CS320Dシリーズ、中型機CS340Dシリーズの後継機種となる。

 「CS4080Dシリーズ」は、インテル プロセッサの専用ファームウェア上で従来のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)機と完全互換のOS2200 IPを実現。またハードウェア増設なしに、OS2200 IPを最大6個まで拡張(構成)可能となっている。さらにOS2200単体IP性能についてもCMOS機のエントリモデル「CS320Dシリーズ」と同等性能を達成し、既存資産を再コンパイルなしに移行・稼働させることができるという。性能面では最小30 IPC(Instruction Processing Capacity)から、最大600IPCまで20倍の拡張性を持ち、IP性能増強単位は10/20 IPCと小単位で設定できる。これにより、従来のCMOS機と同じキャパシティオンデマンド機能との組合せにより業務ピーク時、あるいは別システムの障害バックアップ用としてシステムを停止せずに増強可能となっている。「CS4080Dシリーズ」は、小型CMOS機「CS320Dシリーズ」に比較して、OS2200単体IP性能は同等、単一OS2200環境下のシステム最大性能は3倍に向上したという。

 「CS4080Dシリーズ」の最小構成価格(ハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計金額、税別)は、月額415万円から。また、今回の「CS4080Dシリーズ」の発表と同時に、次期大型機、次期中型機としてCMOSプロッセサーの大型最上位シリーズ、インテル プロセッサー上でのOS2200環境をさらに機能拡張する中型シリーズの2種類のシリーズの開発に着手したことも同時発表されている。提供は2009年度以降の予定。両シリーズはマルチ・パーティション、XTPA環境というOS2200大規模トランザクション環境に要求される機能をフルサポートしたものとなる見込み。
《冨岡晶》
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