ビエラはリンク型テレビへの進化する——パナソニック・西口史郎氏 | RBB TODAY

ビエラはリンク型テレビへの進化する——パナソニック・西口史郎氏

 「ビエラはリンク型テレビへの進化する」。パナソニック デジタルAVCマーケティング本部長の西口史郎氏は、都内で開催された発表会で新ビエラについて説明した。

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記者の質問に答える西口氏
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  • ネオプラズマパネル
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 「ビエラはリンク型テレビへの進化する」。
パナソニック デジタルAVCマーケティング本部長の西口史郎氏は、都内で開催された発表会で新ビエラについて説明した。 

■テレビ市場は恵まれている

 西口氏は、テレビ市場について地上デジタル受信機の普及に関するグラフを表示しながら「テレビ市場はどんどん拡大している。北京五輪では3,600万台、2008年末では4,594万台、2009年末には6,500万台。2011年のアナログ停波までに6000万台の需要が見込まれる」と解説した。質疑応答においても、1月は台数ベース(薄型テレビ全体)で前年比120%という形で推移、今年度の着地は1,000万台強と業界で言われているが、2009年度の総需要は1100万台と言われている」として、新・ビエラの投入で120%の成長を遂げたいと豊富を述べた。「不景気と言われているが、(テレビ市場)はブルーレイとあわせて恵まれた市場」と繰り返した。

 今回同社が投入するのは 新・ビエラは、フルフラット約1インチ(最厚部24.7mm)の“Zシリーズ”、ビデラ最高画質の“Vシリーズ”、動画解像度1080本/900本の“Gシリーズ”に分類される。細かく見ると以下のようになっている。

●Zシリーズ
プラズマ(54V型、50V型、46V型)

・受信放送:地デジ、BSデジタル、110度CS、地上アナログ
・ワイヤレスHD対応
・フルハイビジョン
・動画解像度:1080本
・コントラスト比:40,000:1
・アクトビラ:アクトビラ ビデオ・フル
・YouTube対応

●Vシリーズ
プラズマ(50V型、46V型、42V型)
・受信放送:地デジ、BSデジタル、110度CS、地上アナログ
・フルハイビジョン
・動画解像度:1080本
・コントラスト比:40,000:1
・色表現:ハリウッドカラーリマスター
・アクトビラ:アクトビラ ビデオ・フル
・YouTube対応

液晶(37V型、32V型)
・受信放送:地デジ、BSデジタル、110度CS、地上アナログ
・フルハイビジョン
・動画解像度:900本(Wスピード)
・コントラスト比:20,000:1相当
・アクトビラ:アクトビラ ビデオ・フル
・YouTube対応

●Gシリーズ
プラズマ(50V型、46V型、42V型)
・受信放送:地デジ、BSデジタル、110度CS、地上アナログ
・フルハイビジョン
・動画解像度:1080本
・コントラスト比:40,000:1
・アクトビラ:アクトビラ ビデオ・フル

液晶(37V型、32V型)
・受信放送:地デジ、BSデジタル、110度CS、地上アナログ
・フルハイビジョン ※32V型はハイビジョン
・動画解像度:900本(Wスピード) ※32V型は720本
・コントラスト比:20,000:1相当
・アクトビラ:アクトビラ ビデオ・フル



■ブロードバンドの普及がビエラの世界を後押しする

 今回登場する新・ビエラはZシリーズの54V型からGシリーズの32V型までアクトビラ・フルに対応している。アクトビラは対応テレビ向けのネット・サービスで、ブロードバンド回線を利用してコンテンツを購入・視聴できる。コンテンツとしてはTSUTAYA TVや昨年12月にはじまったNHKオンデマンドがあるが、ブロードバンドの普及も“これらコンテンツへのリンク”を促してくれると見込む。

 西口氏は地上デジタルの人口カバー率が96%、光デジタル通信の世帯カバー率は2008年9月時点で90%である点を挙げ「日本はまさに高速ブロードバンド列島」と強調。「ブロードバンドの普及は2002年以降急速の上昇し、2007年には68%に達した」などと解説し、ビエラを核にセキュリティーやVOD、YouTubeなどのIPネットワーク、SDネットワーク、デジタル放送やCATVを高画質で見るHDMIへの世界へと広がるとアピールした。観るテレビから使うテレビ、そしてつなぐテレビへと進化を強調する背景だ。

■レイアウトの自由度を高める薄型化

 “Zシリーズ”では薄さを活かした壁掛けスタイルや壁寄せスタイルを紹介が紹介された。「このスタイルでは視野角が問題になるが、Zシリーズは視野角フリー」(西口氏)とアピール。専用のスタンド「TY-WS5P1S」や壁掛け金具「TY-WK5P1S」もラインナップする。また、フルハイビジョンワイヤレスユニット「TU-WH1J」を組み合わせることによって、テレビのレイアウトも自在になる。「TU-WH1J」は世界ではじめてWirelessHD規格に基づく非圧縮1080p映像の無線伝送方式を採用している。フルハイビジョンの映像信号を圧縮せずに送信する。

 “Vシリーズ”についても、チューナー一体型でありながら厚さ約2インチ(55mm)を実現し、この薄さを活かして壁寄せ設置も可能とした。また、同シリーズ(37V/32V)と“Gシリーズ”(37V/32V)の液晶テレビでは、映像コマ数を通常の2倍の120コマ/秒で表示させ、動き部分にフォーカスした「モーションフォーカス技術」による残像低減を実現する“Wスピード”、深みのあるクリアな映像を実現する「WコントラストAI」を紹介した。また、新「IPS液晶パネル」を搭載することで、上下左右178度という広視野角を実現している。

■エコな生活を支援

 エコ時代に合わせた機能としては「ECOスタンバイ機能」が挙げられる。従来のディーガでは、クイックスタートをオフにしないと最小大気電力にならなかった。これに対し「ECOスタンバイ機能」はビデラの電源に連動する。就寝時にオフにするとディーガを自動で最小待機電力に、またビデラをオンにするとディーガをクイックスタートモードに自動切換えしてくれる。

 また42V型以上の大型テレビに採用されているネオ・プラズマパネルも注目だ。08年モデル(PZ800シリーズなど)から採用しているパネルだが、プラズマパネル前面板の誘電体層上に構成した“ダイナミックブラックレイヤー”や新開発の電極構造によって放電領域の拡大し、高発光効率(を同社07年モデル(PZ750シリーズなど)比約2倍)を実現している。これにより薄型化による発熱の課題をクリアした。

 これらの機能の効果によって従来機42PZ800(386kWh/年)と比較すると新・ビエラP42G1(200kWh/年)は、大画面テレビで気になる電気代も、年間消費電力を約半減(48%)。電気代は約8500円/年を約4400円/年になるとの説明がなされた。

 また、1コマの表示時間(液晶のホールド時間に相当)をさらに短くすることで動画解像度1080本、黒浮きの原因となる予備放電を低減させるとともにピーク輝度を向上しコントラスト40,000:1の輝きを実現している点もアピールされた。
《RBB TODAY》

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