慶應大とSBテレコムなど4者、産学連携プロジェクトで「エリア・ワンセグ」を使った新しい情報サービス開始 | RBB TODAY
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慶應大とSBテレコムなど4者、産学連携プロジェクトで「エリア・ワンセグ」を使った新しい情報サービス開始

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ライブラリー内の「エリア・ワンセグ」実験展示(丸枠内は専用のワンセグ送信機)
  • ライブラリー内の「エリア・ワンセグ」実験展示(丸枠内は専用のワンセグ送信機)
  • 専用のワンセグ送信機からコンテンツを配信
  • 各関係と役割
 慶應義塾大学 経済学部 武山研究室、森ビル アカデミーヒルズ事業部、ソフトバンクテレコム、エイビットの4者は、共同でエリア限定型ワンセグ配信サービス(エリア・ワンセグ)を使った、新しい情報配信の実験を開始した。

 今回の実験は1月19日〜2月14日の間、会員制ライブラリー「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー」(六本木ヒルズ森タワー49F)内に「エリア・ワンセグ」を使った情報発信環境を構築し、微弱電波型小型ワンセグ送信機(5台)から利用者の携帯端末へ情報を配信するもの。ライブラリーでは、会員が、興味や関心テーマごとにサークル(メンバーズ・コミュニティ)を作り、書棚区画を使って活動の紹介パネルや推薦図書の展示などを行っている。六本木ライブラリー メンバーズ・コミュニティは、英語で語ろう友の会/ブックナビクラブ/江戸から学ぶ会/麻布六本木学研究会/個人事業研究会/経営談話室「白いキャンバス」〜あなたが明日、社長に抜擢されたら!〜/PDCA・仕組み研究会/スポーツ観戦しよう!/♪Sharing Cafe♪の9種。

 今回の実験では、それぞれのメンバーズ・コミュニティがオリジナル動画像とデータ放送を作成。会員が、書棚に設置された小型ワンセグ送信機に自分のワンセグ携帯端末を近づけると、地上デジタルテレビを受信するのと同じ操作で動画像やデータ放送を視聴することができる。また、端末に内蔵してある録画機能を使えば施設外への情報の持ち出しも可能となっている。さらに、受信したデータ放送から簡単な操作を行うことで、関連サイトの閲覧や、指定アドレスへのメールの送信、電話の発信を行うことができます。これにより、コンテンツ配信者と会員間の二次的な交流の促進も可能となる。

 「エリア・ワンセグ」実験は、慶應義塾大学経済学部武山研究室の研究活動の一環として、アカデミーヒルズ六本木ライブラリーの協力を得て、ソフトバンクテレコムとエイビットが実験機材とコンテンツ編集ツール提供し、実施された。ソフトバンクテレコムとエイビットはライブ伝送型やネットワーク接続型「エリア・ワンセグ」配信サービスの更なる発展を推進していくとのこと。なお六本木ライブラリーは会員制だが、無料見学会や平日のワンデイ利用チケットの申し込みをすれば一般も入場することが可能。
《冨岡晶》
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