日立、XBRLを利用した金融機関/官公庁向け「XBRL高速分析ソリューション」 | RBB TODAY
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日立、XBRLを利用した金融機関/官公庁向け「XBRL高速分析ソリューション」

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 日立製作所は17日、金融機関や官公庁向けの大規模、かつ高速な分析システムの構築を支援する「XBRL高速分析ソリューション」を10月1日より提供する。

 同ソリューションは、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を電子化する際の記述言語で、国際標準規格であるXBRL(eXtensible Business Reporting Language)を利用しているのが特徴だ。金融庁のEDINETでは2008年4月以降に開始する事業年度に係る開示書類について、XBRL形式での提出が義務化されたほか、2008年7月からは東京証券取引所のTDnetにおいて、XBRLによる運用が本格導入され、国内でのXBRL形式の財務諸表の本格的な活用が始まった状況をうけて提供されることとなった。

 提供されるサービス品目は、同ソリューションで提供する基本データモデルを金融機関の業務要件、データ体系ごとに最適な論理データモデル設計、ならびに高品質な既存システム連携・システムアーキテクチャ設計のコンサルティングを提供する「XBRL分析基盤導入コンサルティングサービス」、XBRL分析基盤について、データベース設計や運用設計などの各種設計から環境構築、テスト・本番移行までの一連の導入作業を支援する「XBRL分析基盤導入サービス」、およびBRL分析基盤に対する既存BI製品のインストール、設定支援、操作、分析テンプレート作成を支援する「BI(Business Intelligence)インフラ構築支援サービス」の3つ。価格はいずれも個別見積もり。

 また、ソフトウェア製品として、すでに提供が行われている「uCosminexus Business Reporting Processor」、「uCosminexus XML Link Processor」、「uCosminexus Application Server」にくわえ、XBRLデータ(タクソノミ、インスタンス)をRDBMS(Relational DataBase Management System:リレーショナルデータベース管理システム)で効率よく管理するための基本データモデル、およびデータモデルに対する処理エンジン「Hitachi Business Reporting Framework-分析ライブラリー」も10月1日より提供が行われる。価格はそれぞれ115万5,000円から、52万5,000円から、126万円から、735万円から。
《富永ジュン》
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