NTTドコモの次世代携帯電話網「Super3G」、コアネットワーク装置ベンダーにNECを選定 | RBB TODAY
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NTTドコモの次世代携帯電話網「Super3G」、コアネットワーク装置ベンダーにNECを選定

エンタープライズ モバイルBIZ
 日本電気(NEC)は8日、NTTドコモが商用サービスを予定している次世代携帯電話網「Super3G」を収容するコアネットワーク装置の開発・製造ベンダーに選定されたことを発表した。これによりNECは、Super3Gに関するコアネットワーク、基地局、携帯端末のすべてを提供するという。

 Super3Gは、W-CDMAの拡張技術「HSDPA/HSUPA」がさらに発展した標準規格。データ通信速度は、下り100Mbps以上/上り50Mbps以上の高速通信を実現している。

 コアネットワークとなるEPC(Evolved Packet Core)は、Super3Gや3G、無線LAN等のアクセスネットワークを統合的に収容するコアネットワークで、携帯電話端末間あるいは携帯電話端末とデータサーバ間などでデータを転送する上で要となる装置だ。

 なお、EPCはW-CDMAの標準化団体「3GPP」にて検討されており、主要仕様はすでにおおむね策定済みとなっている。NEC が提供するEPCは、移動通信事業者の要望にあわせて、LTEと既存の2G/3G携帯電話網からの音声やデータ通信のほか、CDMA2000やWLANなどの3GPP標準仕様ではないネットワークとのハンドオーバを実現することも可能となるとのこと。
《冨岡晶》
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