【スピード速報】《中国地方特集》広島の6割以上が光、山口ではADSLが健在 | RBB TODAY
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【スピード速報】《中国地方特集》広島の6割以上が光、山口ではADSLが健在

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【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。
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  • 計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、中国地方5県における回線シェアには、各県の個性が浮き彫りになっている
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 今回は2007年4月3日〜9日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地と回線種別の解析を行い、中国地方5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県:都道府県コード順)からのデータについて回線種別による占有率を算出した。

 図を見ての通り、この5県における回線シェアは大きく異なり、既報「《九州+沖縄特集》佐賀・宮崎はCATVが突出、長崎・鹿児島ではADSLが健在」で述べた九州+沖縄の場合と同様に、各県の個性が浮き彫りになっている。興味深いのは隣接県の比較であり、山陰の隣接県である鳥取と島根はかなり似た傾向を示していることに対して、山陽の隣接県である岡山と広島は正反対とも言えるほど異なる割合になった。また、島根・広島に隣接する山口は、そのどちらにも似ていない。

 回線種別ごとでは、光ファイバ(FTTH)において広島が全国平均を上回る60%以上のシェアとなった。しかし他の4県は全国平均を下回っている。特に島根は全国平均の半分未満であり、普及の余地が最も大きい。これに対して、CATVが突出しているのが隣の岡山であり、全国平均の2倍を超える60%近いシェアになっている。また、島根、鳥取もCATVのシェアが全国平均を上回っている。そして、ADSLにおいては山口が40%を超える健在ぶりを示した。このシェアは全都道府県でも2番目の高さである(トップは鹿児島県で54.8%)。

 なお、グラフでは表すことができなかったが、九州+沖縄の8県と同様、中国地方5県ににおいても、無線インターネットの割合が極端に低い。特に、島根、鳥取、岡山の3県からのアクセスには、無線からのデータと判別できるものが皆無であった。

 計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、今後の光ファイバと無線インターネットの普及により、シェアが大きく変わることも考えられる。特に島根と山口について、今後の動向に注目したい。
《平野正喜》
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