日本電気(NEC)と東北大学は18日、身の回りにある熱から発電する“熱電変換素子”において、新原理「スピンゼーベック効果」を用いて、発熱部分にコーティングすることで利用できる新しい素子を開発したことを発表した。
日本電気(NEC)と東北大学は11日、世界で初めて、電子機器の待機電力ゼロに向けた「スピントロニクス論理集積回路」の信頼性を向上する技術を開発し、試作チップで動作を実証したことを発表した。
ソニーは11日、細胞を光学的に分析する細胞分析装置(フローサイトメーター)の自社開発第一号機として、セルソーター「SH800」を今秋より受注開始することを発表した。価格は2,000万円前後。
凸版印刷は7日、紙にタングステンを高密度で充填し、放射線を遮蔽する機能を持った「タングステン機能紙」を開発したことを発表した。6月中旬よりサンプル出荷を開始する。
情報通信研究機構(NICT)は、これまでは手動でしか設定できなかった広域ネットワーク機器の位置情報(アドレス)を自動的に割り当てる仕組み「HANA」を使って、「広域ネットワークの自動構築」に世界で初めて成功したことを発表した。
大日本印刷(DNP)は6日、コンデンサーや抵抗器などの受動部品を内蔵したマザーボードを世界で初めて開発したことを発表した。京セラ「DIGNO」にすでに先行採用されているが、改めてスマートフォン向けに6月より本格販売を開始する。
東芝は4日、世界で初めて19nmプロセスの当社製NAND型フラッシュメモリ(MLC)を採用したPC向けのSSDを商品化することを発表した。今年8月から量産を開始する。
富士通研究所は4日、映像を媒介した新たな情報通信技術を開発したことを発表した。映像を携帯電話で撮影するだけで、情報の取得を可能にするもので、テレビコマーシャルなどから簡単に、クーポンやURLなどを取得できるようになる。
シャープと半導体エネルギー研究所は1日、高い結晶性を有する、酸化物半導体(IGZO)の新技術を共同開発したことを発表した。
シャープは31日、レンズで集光した太陽光を電気に変換する「集光型化合物3接合太陽電池セル」で、世界最高変換効率43.5%を達成したことを発表した。
富士通研究所は31日、サーバ内データ通信用の「光インターコネクト」に必要となる、小型・低コストな光トランシーバ技術を開発したことを発表した。
日本電気(NEC)は24日、イーサネットを利用してコンピュータの構成を拡張する技術「ExpEther」(エクスプレスイーサ)を用いた3製品を発売した。「ExpEther」は、NECが世界で初開発した、LAN標準のEthernetとコンピュータのPCI Express標準バスを結びつける技術だ。
慶應義塾大学(理工学部システムデザイン工学科)満倉靖恵准教授らの研究グループは23日、一般的なPCとUSBカメラ1台だけを用いて、人間の顔の向きや表情の変化を高速・高精度に計測する手法の開発に成功したことを発表した。
日本電気(NEC)は15日、場所や距離を意識することなく、利用者のジェスチャとプロジェクタからの映像表示を組み合わせて情報を操作できるインタラクション技術を開発したことを発表した。
富士通研究所は8日、次世代移動通信システム「LTE-Advanced」向けとなる高性能受信方式を新たに開発したことを発表した。
リコーは17日、100%子会社である東北リコーの工場内に、リコーの新型重合トナー「PxP-EQトナー」の生産設備を増設することを発表した。増設への投資額は、約110億円の見込み。
日立製作所は16日、約2,000台までのスマートメータの検針データを1台の集約装置で一元的に管理可能な、無線ネットワークの基本技術を開発したことを発表した。
シャープは13日、コンパクトデジタルカメラ用1/2.3型の光学サイズにおいて、業界最高となる2000万画素CCD「RJ23G3BA0LT」(総画素数5192×3896)を開発したことを発表した。
日本電信電話株式会社(NTT)は11日、現在発光ダイオード(LED)などに広く使用されている窒化ガリウム(GaN)系半導体薄膜素子を簡単に剥離するプロセスの開発に成功したことを発表した。
富士通研究所は56日、継続的に入ってくる新しいデータや蓄積されたビッグデータを、効率よく処理することで、分単位で活用可能にする並列分散データ処理技術を開発したことを発表した。
富士通研究所は4日、コンテナデータセンターの総消費電力を削減する、サーバと空調システムを連携させた省電力システム制御技術を開発したことを発表した。
日本電気(NEC)は3日、夜間や暗所など、カメラを高感度撮影する際に発生するセンサノイズを抑圧することで、映像の鮮明化を実現する技術を開発したことを発表した。
オランダの電波天文学研究機関ASTRONとIBMは2日、国際的プロジェクト「Square Kilometre Array(SKA:スクエア・キロメートル・アレー)」向けに、極めて高速でありながら低消費電力のエクサスケール・コンピューター・システムの共同研究を行うことを発表した。
日本電気(NEC)は3日、ベライゾンとNECアメリカが、光ファイバー上で伝送する高ビットレート転送技術の業界記録を達成したことを発表した。最新のトライアルでは21.7テラビット/秒(1テラビット=1000ギガビット)の伝送に成功した。