ベライゾンとNEC、光ファイバー上の高ビットレート転送技術で新記録……伝送容量21.7Tbs
ブロードバンド
テクノロジー
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
NICT、光ファイバの伝送容量を通常の19倍以上にする実験に成功……毎秒305テラビットの信号伝送
-
日本無線、毎秒1Gビットで4km伝送可能なミリ波帯無線システムを開発
このトライアルは、今年初めに、米ダラス地区でベライゾンの1,503キロメートル(934マイル)の光ファイバーネットワークで行れたもの。トライアル結果は、先日ロサンゼルスで開催された「OFC/NFOECカンファレンス&エキスポ」においても発表されており、実際に使用されているネットワークフィールドを利用したトライアルでは、業界最高容量だという。
光技術の次の進化形である「スーパーチャンネル」は、既存のフィールド上の光ファイバーを利用して大容量レートを伝送できる技術だ。複数の光キャリアを結合することで、100G以上の大容量信号を発生させる。このスーパーチャンネルを使用して変調レベルを増大させ、光キャリアの間隔を縮小することで、ファイバー当たりの総容量を、現在の標準的な100Gシステムと比較して100%以上増加させた。またこのトライアルでは、異なる変調フォーマットを使用して信号性能を確保しつつ最大容量を伝送するという、新たなアプローチも実施された。