リコー、新型「PxP-EQトナー」の生産設備を増設……東北リコー工場に約110億円を投資
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「PxP-EQトナー」は、カラーデジタル複合機やプロダクションプリントソリューションズ向けプリンターに搭載される新型重合トナー。Eco(E)とQuality(Q)の両立を実現したのが特長。低融点化と延展性(のびやすさ)向上が図られており、従来機比で標準消費電力(TEC)を22~34%削減するとともに、より自然で見やすい画像の形成を可能にしているという。PxP-EQトナーは今後急速に拡大すると見込まれており、リコー沼津事業所に加え、新たに東北リコーに生産設備を増設する。
東北リコーでは、重合トナーの第二の生産拠点として、2010年6月から5ラインが稼働しているが、今回はその工場建屋内に新たに3ラインを増設。増設により、年間約1,800トンの生産能力増強となり、リコー沼津事業所および東北リコーのトータル生産能力は年間約15,800トンに拡大するとのこと。着工は5月1日で、2013年6月より稼働する予定。