■PickUP!
「電子書籍元年」と言われつつ、ずっと夜明け前のような状態が続いていた、日本の電子書籍シーン。しかし2012年、各社からようやく、納得できる電子書籍端末が出揃い、ついに本格的な電子書籍シーンが開幕した。
BookLiveは19日、電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo(リディオ)」の、BookLive直販サイト「Lideoストア」をオープンした。
大日本印刷と東京大学(石川正俊教授と渡辺義浩助教の研究チーム)は19日、世界最速レベルのブックスキャナーを共同開発したことを発表した。図書館蔵書の電子化などに向け、2013年の実用化を目指す。
青山商事は11月26日に、就職活動を行う学生向けサイト「洋服の青山 就活応援ブックスタンドPowered by BooksV」を開設する。『週刊ダイヤモンド』などのビジネス雑誌3誌から、就職活動に役立つ電子書籍を、記事や特集単位にて無償で提供するサイトだ。
NTTぷららは13日、映像配信サービス「ひかりTV」の新しいサービスとして、電子書籍サービス「ひかりTVブック」の提供を開始した。スマートフォンやタブレット端末、パソコンだけでなく、テレビでも電子書籍を楽しめるサービスとのこと。
総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトは13日、電子書籍事業に本格参入するとして、電子書店「All About Books」を開設した。日常生活に役立つノウハウを、電子書籍形式で販売する。
11月7日、約10万冊を提供する電子書籍サービス「BookLive!」を展開するBookLiveは、読書好きなシニア層に向けた電子書籍専用端末『BookLive! Reader Lideo』を発表した。同端末で、発売時9万5000冊が購入可能という。
凸版印刷グループのBookLiveは7日、 三省堂書店、NEC、UQコミュニケーションズとともに、新しい電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo」を発表した。
東芝は、同社直販サイトにて電子書籍リーダー「BookPlace DB50」の価格改定を実施。21,900円から15,900円へ6,000円の値下げとなった。
「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは5日、楽天の電子書籍サービス「Raboo」の利用者に、「Raboo」サービスから購入した電子書籍の代金相当額のeBookポイントを提供する「電子書籍お助けサービス」を開始した。
楽天の子会社であるカナダKobo社は11月1日、新しい電子書籍端末「kobo glo」「kobo mini」の2機種を日本市場に投入することを発表した。「kobo glo」を11月15日に、「kobo mini」を12月中旬に発売する。「kobo glo」については予約受付を開始している。