【インタビュー】朝ドラ「舞いあがれ!」航空学校編に出演の濱正悟「航空学校の同級生みんなが変化していく姿が見どころです」 | RBB TODAY
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【インタビュー】朝ドラ「舞いあがれ!」航空学校編に出演の濱正悟「航空学校の同級生みんなが変化していく姿が見どころです」

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濱正悟【撮影:小原聡太】
  • 濱正悟【撮影:小原聡太】
  • 濱正悟【撮影:小原聡太】
  • 濱正悟【撮影:小原聡太】
  • 濱正悟【撮影:小原聡太】
  • 濱正悟【撮影:小原聡太】
 俳優の濱正悟が、現在放送中のNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』の航空学校編に出演中だ。同作は福原遥が演じるヒロイン・舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていくドラマ。濱は、目黒蓮(Snow Man)、山崎紘菜、醍醐虎汰朗、佐野弘樹とともに、舞が入学する航空学校で出会う仲間の中澤真一役で登場。妻子がいて役所勤めをしていたが、夢だったパイロットを諦められず、退職して航空学校に入学する役どころとなっている。

 今年5月にドラマ『何かおかしい』で初主演を務めたほか、NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で平維盛役を演じるなど活躍の幅を広げている濱。そんな彼が、朝ドラ出演が決定したときの心境や航空学校編の見どころ、航空学校の仲間との撮影時のエピソードを語ってくれた。

――同作への出演はオーディションで勝ち取ったということですが、出演が決まったときの心境はいかがでしたか。

とてもうれしかったです。家族や友人はもちろん、お世話になっている監督やスタッフさん、僕がよく通っている飲食店の人たちをはじめ、みんなが喜んでくれて、ものすごく反響がありましたし、自分の夢が一つ叶ったなと思いました。

濱正悟【撮影:小原 聡太】


――「航空学校編」の脚本を読んだ感想はいかがですか。

「航空学校編」では、ヒロインの岩倉舞が「人力飛行機編」で航空パイロットを目指していた頃から、また変わっていくので、前向きに夢に向かって頑張る姿というのはパワーをもらえるなと思いますし、岩倉さんを含む登場人物それぞれの変化が見どころになっているなと感じました。

――ご自身が演じる中澤真一というキャラクターについて教えてください。

妻と息子がいながらも、パイロットになりたいという自分の夢を追い掛けて、仕事を辞めてしまう少しワケありな役どころです。自分なりの価値観があって、これはこうだという固定観念が強い面がありつつも、人のことを思いやったり、世話好きな面もあって、航空学校の仲間の間では一番不思議でつかみどころがないキャラクターだと思います。

濱正悟【撮影:小原 聡太】

――航空学校でパイロットを目指す役どころですが、演じる前に準備したことはありますか。

撮影に入る前に、航空学校のみんなで専門用語の説明を教えていただく時間があったので、そこでしっかり指導していただいて勉強しました。撮影のときも実際の航空大学校の教官と学生さんがいらっしゃったので、その都度、分からないことを聞いたり、いろいろなことを教えていただきながら演じました。

――制作統括から航空学校の同級生チームは「すごく仲良くて楽しそう」「青春が詰まっている」というお話を聞きました。現場はどんな雰囲気でしたか。

コミュニケーション能力が高いメンバーが集まっていたので、自然と会話が弾んで一体感が生まれました。芝居に入ると、みんなスパッと切り替えてやるので、そのバランスがすごく良かったです。航空学校では6人でチームになってレポートをやったり、しっかりした目的や使命感があったので、同じ熱い思いを持った仲間たちと青春しているような気持ちになりましたし、本当に航空学校に通って仲間と勉強しているような心境でした。

濱正悟【撮影:小原 聡太】


――福原遥さん、目黒蓮さんと共演した印象を教えてください。

福原さんは本当に岩倉舞のようなキャラクターで、福原さんと接しているときは岩倉さんと接しているかのようなシンクロ率を感じました。目黒さんは、最初にお会いした時は“青い炎”のようにクールに燃えている印象で、目黒さんが演じられた柏木弘明と同じように、最初はクールなイメージから徐々に溶け込んでいった感じです。

――同作に挑戦して、パイロットという職業や空を飛ぶとことに対してイメージの変化はありましたか。

パイロットになるためには、飛行機で実際に飛ぶ訓練の前に、座学で学ぶことがものすごい分量であるんです。例えば、車を動かすときは、エンジンを付けたりサイドブレーキを下ろしたりと何個か手順がありますが、飛行機の場合は、その手順や確認事項が182個あって、航空学生は毎日それを勉強して全て暗記するんです。実際に飛行機で飛ぶときも、その手順を事前に全て確認して、離陸した後も確認をずっとやり続けながら管制塔から入って来る航空情報を聞いたり、空の状況を見たりする作業を着陸するまで同時並行でやらなければならないんです。人の命を預かるパイロットの仕事は、とにかく大変だなと思いましたし、飛行機やパイロットの方たちへのリスペクトを始め、意識が変わりました。

――作品を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

「航空学校編」は一人一人がしっかりとフィーチャーされて、岩倉さんだったり、ほかのメンバーがそれぞれ影響されて変わっていく姿が見どころだと思います。その姿を見てパワーをもらったり、応援して見て欲しいなと思います。航空学校の仲間のチームワークも、必ずしも仲がいいだけではなくて紆余曲折を経て絆が強まっていきます。飛行機のパイロットになるという課程にプラスして、長い期間を掛けて変わっていくみんなの変化を楽しんでいただきたいです。

濱正悟【撮影:小原 聡太】
《小宮山あきの》
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