【インタビュー】太田奈緒、ドラマ「漂着者」の女子高生・ラペ役を熱演!「たくさんの謎を考察しながら楽しんで」 | RBB TODAY
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【インタビュー】太田奈緒、ドラマ「漂着者」の女子高生・ラペ役を熱演!「たくさんの謎を考察しながら楽しんで」

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太田奈緒【撮影:小宮山あきの】
  • 太田奈緒【撮影:小宮山あきの】
  • 太田奈緒【撮影:小宮山あきの】
  • 太田奈緒【撮影:小宮山あきの】
 元AKB48で女優の太田奈緒が、斎藤工主演のドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)に出演中だ。

 同作は、記憶を失い、海岸に全裸で漂着した謎の男・ヘミングウェイ(斎藤)が予知能力を発揮し、女児誘拐事件などを解決に導くミステリー。企画・原作・脚本を秋元康が手掛ける。



 このほど、ヘミングウェイの第1発見者となった女子高生3人組の1人・ラペ役を熱演中の太田に、ドラマ後半戦の見どころや斎藤の印象、撮影時のエピソード、目標とする女優などを聞いた。

――同ドラマは、太田さんにとってAKB48を卒業後、初の連ドラ出演作となりますが、AKB48の生みの親でもある秋元さんが手掛ける作品に出演が決まった時は、どんな気持ちでしたか。

 連ドラはすごく憧れだったので、嬉しいなと思ったのと同時に、卒業しても秋元さんとこうやって関わることができて、気が引き締まる思いでした。秋元さんに「キャスティングして良かったな」と思っていただけるように頑張ろうと思いました。

――女子高生・ラペを演じるうえで、意識していることは?

 ラペはすごく明るくて、ヘミちゃん(ヘミングウェイ)のことをSNSに投稿するような活発で行動力のある女の子なのですが、私は26歳なので、できるだけ若く元気に演じられるように心掛けています。

――制服や髪型など、女子高生の衣装を身に着けた感想は?

 今年は舞台でも制服を着る機会が多くて、一年中高校生役を演じているので、気持ちは若くいられたんじゃないかなと嬉しく思います。髪型はヘアメイクさんが決めてくださったのですが、セリフは「最近の女子高生が使っているような言い回しに変えてもらって大丈夫」と監督が言ってくださったので、女子高生チームで話し合って、今どきの言葉に変えています。最近は面白くてやばい時に「しんど」と言ったりするので、そういう言葉をセリフに盛り込んでいます。



――ヘミングウェイを演じている斎藤工さんの印象は?

 斎藤さんはすごい方なのに気さくに話し掛けてくださって。本番前のテストの時も、普段はスタッフさんが代わりに入るのですが、斎藤さんが「僕がやるよ」と言ってお芝居の練習に付き合ってくださって、すごく素敵な方なので、見習いたいなと思いました。

――撮影のオフの時間は、どのような話をしているのですか。

 斎藤さんは発酵食品が好きで、休憩時間に梅やシソの発酵食品をお弁当と一緒に「これも食べてみて」と言ってくださったり、斎藤さんが家で作っている酵素ドリンクも飲ませていただいて。嬉しそうな感じで「おいしい?」「良かった」と言ってくださって、健康意識が高い方だなと思いました。

――第一話で、斎藤さんが扮(ふん)する全裸のヘミングウェイをラペ達が海辺で発見するのシーンは、どのように撮影されたのでしょうか。

 あのシーンは、撮影時の1、2時間くらいは斎藤さんが海にずっと入られていて、絶対に失敗したら駄目だという緊張感がありました。潮の満ち引きの加減でヤドカリが海に帰っていく時間だったので、斎藤さんのお腹をヤドカリがチクチクとやっていたということを後から知って、ミスしなくて良かった! と思いました(笑)。

――新聞記者役の新谷詠美を演じる白石麻衣さんの印象は?

 私は共演シーンが少ししかないのですが、ペリ役の隅田杏花ちゃんが誕生日だったときに、白石さんが「おめでとう」と杏花ちゃんに笑顔で話し掛けられていて、柔らかくて優しい雰囲気に引き込まれました。

――ドラマでは、人間の「第六感」や「予知能力」について描かれていますが、太田さん自身は「予知能力」があるなと感じた経験はありますか。

 予知能力は…全くないですね(笑)。今日は晴れそう! と思っても、雨が降ったりしますし、勘は悪い方です。予知能力とか第六感があったらいいなと思います。



――白石さんが演じる詠美は、ヘミングウェイに女性として魅かれていきますが、太田さん自身はヘミングウェイのような男性はどう思いますか。

 詠美さんはヘミちゃんに助けられたり、詠美さんが悲しまないように予知能力を使って未来を変える行動を取ってくれたりするので、そういう守ってくれるような行動をしてくれる男性に、女性として心が動くのは共感できますね。

――ドラマ最終章に向けて、今後の見どころを教えてください。

 ヘミングウェイの正体はもちろん、ローゼン岸本(野間口徹ー)さんが、どこまで真相を知っているのか、何故それを話してくれないのかなど、沢山の謎が散らばって深まっているので、今後どのように点と点がつながっていくのかを考察しながら楽しんでいただきたいです。私たち女子高生が事件に巻き込まれながらも、最終話でどういう行動を起こすのかというところも注目してほしいです。

――ドラマの後、11月からは舞台版「ルーキーズ」に八木塔子役で出演されるそうですが、そちらの意気込みもお聞かせください。

 ドラマの「ルーキーズ」が大好きだったので、初の舞台化ということで「ルーキーズ」の世界観の中に立たせてもらえることがすごく楽しみです。野球チームのマネージャーとして、明るく元気に部員たちを支えていきたいです。

――AKB48を卒業して2年が経ちますが、今後は仕事面で、どんなことに挑戦したいですか。

 映画やドラマなどの映像作品を経験させていただければなと思っています。舞台も大好きなので、幅広く出演させていただけるようになれれば嬉しいです。カッコいい女性の役にすごく憧れがあるので、私にはないカッコいい役を演じてみたいです。

――憧れの女優さんや共演してみたい方はいますか。

 ずっと憧れているのは、篠原涼子さんと芳根京子さんです。事務所の先輩の川栄李奈さんも尊敬しているので、川栄さんといつかご一緒させていただいて、いろんなことを学ぶことができたら嬉しいです。
《小宮山あきの》
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