その実力は本物か?イッツコムの国内最速2G回線をチェックしてきた! | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

その実力は本物か?イッツコムの国内最速2G回線をチェックしてきた!

IT・デジタル スマートフォン
PR
東急田園都市線たまプラーザ駅前「たまプラーザ テラス」内にある「iTSCOMスポットたまプラーザ テラス」
  • 東急田園都市線たまプラーザ駅前「たまプラーザ テラス」内にある「iTSCOMスポットたまプラーザ テラス」
  • イッツコムひかりのサービス開始に合わせて、速度体験イベントを実施している
  • 「iTSCOMスポットたまプラーザ テラス」では、イッツコムひかりについて相談に来るユーザーが増えているという
  • イッツコムひかりで利用する放送ONU(写真右)と、通信ONU(写真左)。通信ONUは薄型なため、屋内でコンパクトに設置可能だ
  • 通信ONUのバックパネル。LANポートが全部で3口用意されている。黄色い配線は放送ONUから延びる光ファイバー
  • 2ギガコースの有線接続では、下り最速769.7Mbpsでの通信が可能だった
  • 2ギガコースの無線接続の場合、下りは最速435.4Mbpsだった
  • 従来の光ハイブリッドにおける下り160Mbps回線では、下り最速97Mbps。これでも十分速いが、2ギガコースとの間には大きな違いが
 国内で利用されているインターネット回線では、民間用で最速になるのが下り最大2Gbps回線。いくつかのサービスが展開されているが、対応エリアや料金プランなどが壁となり、いまだに利用できない人もいるだろう。

 それだけに新規サービスが登場すると、つい気になってしまうもの。5月15日にはイッツ・コミュニケーションズが、「イッツコムひかり」の提供を開始したが、この回線の実力も把握しておきたいところだ。

イッツコムひかりのサービス開始に合わせて、速度体験イベントを実施している

 そこで、今回は「iTSCOMスポットたまプラーザ テラス」にお邪魔して、開催中の速度体験イベントに参加してみた。

■どれだけ速いの? イッツコムひかりの通信速度

イッツコムひかりで利用する放送ONU(写真右)と、通信ONU(写真左)。通信ONUは薄型なため、屋内でコンパクトに設置可能だ

 店舗を訪ねると、さっそく店頭では「たまプラーザ周辺にお住いのみなさま!」と、イベントの告知が行われていた。スタッフの話によると、店内ではイッツコムひかりの無線LANを解放するとともに、有線接続したPCを1台用意しているという。

 まずは、イッツコムひかりの真の実力を知るために、有線接続されたノートPCを使わせてもらった。なお、これは無線ルーターをかねたONU(終端装置)に、LANケーブルで接続したものとなる。

 さて、「RBB SPEED TEST」で計測してみた結果だが、上りも下りもともに平均680Mbpsほどの速度が出ている。これは速い!1GBのファイルなら、12秒程度で転送できるスピードだ。計測は5回行ったが、毎回の結果にブレがないのも大きな魅力。サービス開始直後という好条件もありそうだが、周辺の環境に左右されて速度がでない……といったことは無さそうだ。

 ちなみに、「2Gbps回線なのに、なんで通信速度が700Mbps程度なの?」と聞かれることがよくあるが、これはルーターの性能の問題があるため。現在流通しているルーターの多くは、ギガイーサと呼ばれるもの。通信速度は理論値で1Gbpsまでとなる。

 では、下り最大2Gbps回線は必要ないのかというと、それは大きな間違いだ。まず、通信速度は下り最大1Gbps回線より、下り最大2Gbps回線の方が純粋に速い。加えて、下り最大2Gbps回線には、ここ数年で大きなアドバンテージが生まれているのだ。

■イッツコムの2Gbps回線は複数台接続に強い!

 最近ではテレビやタブレット、スマホなど、インターネットを利用する端末が増え、複数の端末が一斉に通信を行うようになった。こんな時、インターネット回線によっては、通信速度が話にならないぐらい遅くなることがある。家族の誰かが、もしインターネットを使っていたら……思わず、文句の一つも言いたくなるだろう。

2ギガコースの有線接続では、下り最速769.7Mbpsでの通信が可能だった

2ギガコースの無線接続の場合、下りは最速435.4Mbpsだった
 つまり、大元のインターネット回線の速度が遅いと、それを共用している各端末の通信速度は遅くなる。でも、もし利用しているのが下り最大2Gbps回線だったらどうなるか? 有線LANにPCを1台接続し、さらに2台のスマホを同時接続して、一斉に速度計測を行った結果が以下の通りだ。

【1台接続】
・有線下り平均685.98Mbps
・有線上り平均679.14Mbps

・無線下り平均359.64Mbps
・無線上り平均389.74Mbps

【3台同時接続】
・有線下り平均329.13Mbps
・有線上り平均95.93Mbps

・無線下り平均324.54Mbps
・無線上り平均107.85Mbps

 おわかりいただけただろうか? 有線については残念ながら通信速度の低下があったが、こと無線の下りについては、ほとんど通信速度が落ちていない。つまり、奥さんがテレビでオンデマンド放送を観て、子供がスマホで動画を観ているときでも、パソコンでの仕事などには影響がないということだ。

■国内最速級に加え、サービスも充実した「イッツコムひかり」

「iTSCOMスポットたまプラーザ テラス」では、イッツコムひかりについて相談に来るユーザーが増えているという

なお、イッツコムひかりの下り最速2Gbps回線は、戸建住宅向けのサービスとなる。月額料金は7500円。2年間の契約を行う「2年コース」を利用する場合、月額料金は6200円となる。

 また、同社のインターネットサービスは、従来の同軸ケーブルを複合利用した「光ハイブリッド」時代からオプションが充実しているのが特徴だ。メールアドレスは計5アカウント提供され、「迷惑メールチェック」や「メールウイルスチェック」といったサービスが無料で利用できる。

 さらに、同社ならではのサービスとしては、「イッツコムとことんサポート」が挙げられるだろう。月額500円の有料サービスではあるが、何かトラブルがあったときは月に最大3回まで、同社の技術スタッフによる訪問サービスが受けられる。作業内容も市販のルーターの設定から、ゲーム機のインターネット接続まで幅広い。

 東京のベッドタウンを数多く抱える東急線沿線。その沿線でサービスを展開するイッツ・コミュニケーションズの利用者は、ファミリー層が中心となる。イッツコムひかりは、その速度とサポート内容で、彼らのニーズをがっちりつかむサービスになりそうだ。
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top