乳がん克服の女優・音無美紀子、小林麻央さんを哀悼「夫と声を上げて泣いた」 | RBB TODAY
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乳がん克服の女優・音無美紀子、小林麻央さんを哀悼「夫と声を上げて泣いた」

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乳がん克服の女優・音無美紀子、小林麻央さんを哀悼「夫と声を上げて泣いた」
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 26日放送の『バイキング』(フジテレビ)では、22日に亡くなった小林麻央さんのこれまでと、各方面からの追悼の言葉について特集。かつて乳がんで闘病生活を送った女優の音無美紀子も出演し、麻央さんへの思いや自身の体験について語った。

 音無は約30年前、38歳の時に乳がんを発症。当時音無の子どもたちは幼稚園の年長と2歳、麻央さんと似た境遇での乳がんとの闘病だったため自身の体験を麻央さんと重ね合わせ、死去のニュースを聞いたときには夫の俳優・村井國夫とともに声を上げて泣くほど、涙が止まらなかったという。

 自身の記録のために「自分の思いをぶつける」闘病日記はつけていたものの、30年前の当時はネットなどもなく、癌そのものについても「公表」など全く考えられないままコソコソと入院生活を過ごしたという音無。「何でわたしは元気じゃないんだろうという、世の中から取り残されてるっていう思いがある」と入院中の生活を語り、そういった心境に陥りがちな中で前向きにブログを綴り続けた麻央さんを「心が強い人だなと思う」と称賛した。

 番組では麻央さんが昨年11月BBCへ寄稿した「与えられた時間を、病気の色だけに支配されることはやめました。なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。だって、人生は一度きりだから」という一節を紹介。音無自身は「わたしは16年かかった」と、自身が麻央さんと同じように癌をとらえられるようになるまで16年かかったと回想した。

 音無しはまた、乳がんとの闘病について綴った夫との共著「妻の乳房」(2004年)出版のきっかけが、音無がテレビで「自分で乳房を触って乳がんを発見した」と語るのを見た視聴者が、同じように癌を発見し「あなたは命の恩人です」と連絡をしてきたことだったことも明かした。
《築島 渉》
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