揺れを70%低減!パナソニックの制震システム | RBB TODAY
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揺れを70%低減!パナソニックの制震システム

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「テクノダンパー」は耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用の制震システム。超高層ビルや大規模建築で用いられる「座屈拘束技術」を住宅用に改良し、揺れを最大約70%低減する(画像はプレスリリースより)
  • 「テクノダンパー」は耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用の制震システム。超高層ビルや大規模建築で用いられる「座屈拘束技術」を住宅用に改良し、揺れを最大約70%低減する(画像はプレスリリースより)
  • 「テクノストラクチャー」は木と鉄の複合梁「テクノビーム」と1棟ごとに実施する高度な構造計算が特徴の木造耐震住宅工法。従来では難しかった大空間や斬新な外観デザインを実現できる(画像はプレスリリースより)
  • 「テクノダンパー」による制震の仕組み。地震の力を吸収する芯材と、座屈変形を抑制する拘束材で構成され、コの字型に整形されている2つの拘束材が芯材を表裏から挟み込む形状になっている(画像はプレスリリースより)
 パナソニックESテクノストラクチャーは25日、地震の揺れを吸収する制震システム「テクノダンパー」を開発したことを発表した。31日より沖縄・離島を除く全国で設計受付を開始する。

 「テクノダンパー」は超高層ビルや大規模建築で用いられる「座屈拘束技術」を住宅用に改良した制震システムで、地震の力を吸収する芯材と、座屈変形(折れ曲がること)を抑制する拘束材で構成されている。

 同社が展開する耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用の制震システムとなり、「テクノストラクチャー」の耐震構造と組み合わせることで、一般木造住宅と比べ最大約70%揺れを低減することが可能だ。

 地震を想定した力を繰り返し加える試験では、大地震に相当する負荷を100回以上与えても制震機能を維持することができるなど、繰り返しの地震にも効果を発揮する。また従来の制震システムよりも軽量化したことで、運搬利便性や施工性が向上。天井高さは最大2.8mまで対応可能だ。

 同社は「テクノダンパー」をテクノストラクチャーオリジナル部材として発売し、「耐震+制震」のダブルの地震対策を提案するとともに、2018年度までにテクノストラクチャーの家への「テクノダンパー」の採用率50%を目指すとのこと。

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《防犯システム取材班/鷹野弘》
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