CCCと民泊サービスAirbnb、インバウンド需要を見込み「日本流ホームシェアリング」展開 | RBB TODAY

CCCと民泊サービスAirbnb、インバウンド需要を見込み「日本流ホームシェアリング」展開

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CCCとAirbnbがパートナーシップを結び、「日本流ホームシェアリング」を拡げるべく取り組んでいく
  • CCCとAirbnbがパートナーシップを結び、「日本流ホームシェアリング」を拡げるべく取り組んでいく
  • Airbnb CPO 兼 共同創設者のジョー・ゲビア氏
  • Airbnbの国内利用者は、2015年には130万人を突破している
  • CCC 代表取締役社長 兼 CEOの増田宗昭氏
  • Airbnbの認知度の向上と利用促進を図っていく
  • ゲストにもホストにも満足度が高いサービスであるという
  • ゲストにもホストにも満足度が高いサービスであるという
  • 質疑応答で、記者団の質問に回答する(左から)CCCの増田宗昭氏、Airbnbのジョー・ゲビア氏、Airbnb Japanの田邉泰之氏
 訪日外国人の急激な増加にともない、宿泊施設の確保が課題になっている。こうしたなか、レンタルビデオ「TSUTAYA」を全国に展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)では、新たに「日本流ホームシェアリング」を拡げる取り組みを開始する。

 CCCでは今回の事業を開始するにあたり、世界中で空き部屋を旅行者に斡旋しているAirbnb(エアビーアンドビー)とパートナーシップ契約を締結した。Airbnbは、世界中のユニークな空き部屋をネットや携帯で掲載・検索・予約できる”コミュニティ主導型マーケットプレイス”として事業を展開している、2008年に創業した企業だ。

■Airbnbが日本市場で果たす役割

 都内で27日に開催された記者説明会には、Airbnb CPO 兼 共同創設者のジョー・ゲビア氏が登壇して挨拶した。世界191ヶ国34,000以上の都市で展開する同社。日本では現在、35,000以上の部屋が登録されているという。ジョー氏は「日本市場は成長著しい。2015年には130万人以上の方にAirbnbをご利用いただいた」と、まずは昨年度の実績を紹介した。

 Airbnbでは、どのような事業を目指しているのだろうか。それは、ビジネス化されたツーリズムに対する同氏の辛口批評からも推察できる。「観光ツアーでは、皆で同じ観光スポットに行き、同じような写真を撮り、文化の豊かさには触れず、表面だけしか見ることができない」とジョー氏。そこでAirbnbでは、あたかも現地に住んでいるかのような感覚を、すべての旅行者にもたらすことをサービスの特徴として掲げている。

 Airbnbが日本市場で果たす役割は3つあるという。それは、(1)ローカルなコミュニティを再活性化させることで、地域経済に良い影響が与えられる、(2)空き家問題が解決できる、(3)高齢者でも空き部屋を提供することで、再び社会に参加し、収入を得られる、の3点。

 事業の成功のためには、地域社会との結びつきが欠かせない。そこで、日本全国に事業を展開するパートナー企業の存在が重要となってくる。CCCならこれを満たすばかりか、新規事業にも強い。ジョー氏は「AirbnbとCCCは完璧なマッチング」と笑顔で話した。

■CCCが得るもの

 続いて登壇した、CCC 代表取締役社長 兼 CEOの増田宗昭氏は「CCCはライフスタイルを提案する会社。旅行も生活提案のひとつだと捉えている」と話す。日本ではまだまだ理解が進んでいないホームシェアリングサービスを浸透させていけるよう、Airbnbと協力していくと約束した。
《近藤謙太郎》

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