【インタビュー】ももクロ・玉井詩織が語る30代からの“理想の女性像”...40代になっても「アイドルを続けていきたい」 | RBB TODAY
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【インタビュー】ももクロ・玉井詩織が語る30代からの“理想の女性像”...40代になっても「アイドルを続けていきたい」

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玉井詩織1st写真集『たまゆら』
  • 玉井詩織1st写真集『たまゆら』
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  • 玉井詩織1st写真集『たまゆら』
  • 玉井詩織1st写真集『たまゆら』表紙
  • 玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』


 ももいろクローバーZ・玉井詩織の1st写真集『たまゆら』とストーリー写真集『しおどき』が、2025年8月27日に二作同時発売される。

 芸能生活20周年、そして30歳を迎える節目に満を持して刊行される今回の写真集。『たまゆら』は、旅先で見せた無邪気な笑顔から水着姿まで、玉井の自然体の表情を余すところなく収録した一冊だ。

玉井詩織1st写真集『たまゆら』表紙

 一方、ストーリー写真集『しおどき』は、大ヒットドラマ『silent』『いちばんすきな花』を手掛けた脚本家・生方美久氏によるストーリーを基に、玉井が3人の異なる女性を演じ分け、大人の表情に挑戦する構成。撮影は気鋭の写真家・濱田英明氏が担当し、俳優としてのキャリアを凝縮した作品となっている。

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

 「写真集という形で、ファンの皆さんへの感謝の気持ちをお届けできるのはありがたい」と語る玉井に、写真集に込めた思い、そして30代からの未来像について聞いた。

自然体の『たまゆら』と、3人の女性を演じた『しおどき』。まったく異なる二作が出来た

玉井詩織1st写真集『たまゆら』

――発売が決まったときの率直なお気持ちをお聞かせください。

30歳、そして芸能生活20周年という節目が重なるのは、ある意味で奇跡的なことです。そのタイミングで写真集を出せることになり、本当にうれしく思いました。自分へのプレゼントであると同時に、いつも応援してくださる皆さんに感謝の気持ちをこうした形で届けられるのは、何よりの幸せです。20年という長い歳月、そしてこの年齢になるまで活動を続けてこられたのも、ひとえにファンの皆さんの支えがあったからこそだと実感しています。

玉井詩織1st写真集『たまゆら』

――上がってきた写真をご覧になったときのお気持ちはいかがでしたか?

まったくテイストの異なる二つの作品が完成したことが、本当にうれしかったです。『たまゆら』では自然体の私を切り取り、ストーリー写真集『しおどき』では3人の異なる女性を演じ分ける姿を収めています。方向性は異なりますが、どちらも30歳という今だからこそ撮影できたカットばかり。ぜひ二作品とも手に取っていただき、それぞれの違いを楽しんでいただけたらうれしいです。

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

――まだ発売前ですが、周囲からの反響はいかがですか?

“写真集”という媒体の影響力の大きさに、改めて驚かされています。発売を発表した瞬間、自分たちが活動している範囲からさらにもうひとつ外に届いているような感覚があって。普段はあまりリアクションのない友人や、お仕事でお会いする方々からも「すごい、写真集を出すんだね」と声を掛けていただき、その反響の大きさを実感しています。

――メンバーやご家族には、もう写真集を見せましたか?

メンバーにはまだ見せていません。ロケ地であるベトナムのお土産だけ渡しました。今回はどんなリアクションをしてくれるのか楽しみです。

水着や露出の高い衣装にも挑戦。仕上がりは「なるべくヘルシー」に

玉井詩織1st写真集『たまゆら』

ーーまずは『たまゆら』について詳しく聞かせてください。今回は、水着の撮影にも挑戦されていますね。

水着を打ち出した撮影や、露出の高い衣装での撮影を今までやったことなかったので、私にとっては結構思い切ったカットでした。この年齢だからこそ、同性の方にも可愛いって思ってもらえるように。そんな雰囲気をイメージして衣装を選びました。

ーー先行カットとして公開された写真も大人っぽく落ち着いた印象があり、元気なイメージの玉井さんとのギャップを感じました。出来上がったカットを見ての感想を教えてください。

大人っぽい表情を作ったというよりも、カメラマン、メイク、スタイリストのみなさんに表情を引き出してもらった感覚だったので、仕上がりを見て、自分が一番びっくりしました。「こんな引き出しもあったんだ!」って。ベトナムのロケだけで1万枚以上撮影して、見たことのない表情がたくさん写っているので、ぜひ楽しんで欲しいです。

また、衣装については、なるべくヘルシーに見えるよう意識して撮影しました。実際、ファッショナブルな雰囲気にまとまったと思うし、女性ファンの方たちからの反応が多くて、「狙い通り!」ってなってます。

ーー特にお気に入りのカットはどれでしょう?

うすい水色の花柄の水着で撮影した、プールサイドの写真はどれもすごく好きです。無造作な髪型とか、無理していない水着とか。なんとなくすごく自分らしい、自分の雰囲気に合っている気がして、「これが表紙になるのかなぁ」と考えながら撮っていましたね。

玉井詩織1st写真集『たまゆら』

ーー撮影に向けて、体力づくりなど何か準備はされましたか?

なるべく自然体の自分を撮ってもらいたかったので、とくに準備はしませんでした。普段から旅行が好きなので、純粋にその場を楽しんでいるところを切り取ってもらっています。

ーー撮影時の印象的なエピソードはありますか?

私、食べるのが本当に好きなんですよ。だからベトナム料理も楽しみにしていて。実際、たくさん食べさせてもらったんですけど、スタッフさんからは「写真集の撮影でそんなに食べる人いないよ」と笑われました。

30歳だからこそ出せた“落ち着いた雰囲気”

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

ーー続いて『しおどき』についても。こちらはストーリー写真集という形ですが、制作はどういった流れで進めたのでしょうか?

本作のストーリーを担当していただいた脚本家の生方美久さんから先にストーリープロットをいただいて、撮影に臨みました。シーンごと、シチュエーションごとに撮影するカットが決まっていたので、自分の表情をストーリーに合わせにいったという感覚でしたね。

ーー『たまゆら』での等身大の素顔とは、異なるアプローチですね。

そうですね。「自分とは違う女性たちを演じる」ということで、どういう表情で撮られているか分からなかったし、カットが上がってくるまで、完成形の想像がつきませんでした。

ーー今回演じた役柄はすべて同世代の女性になっていますね。

「ハイスペ女子のラブストーリー」、「下北沢で自由に生きるフリーター」、「自宅で過ごすOLの日曜日」と、どれも同世代の女性で、私自身ではないけど、みんなに共感できる部分がひとつはある。そんなキャラクターになっています。

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

ーー印象的なカットはありますか?

下北沢で自由に生きるフリーター・鈴木詩帆が、ロングヘアーをバッサリ切るシーンです。撮影しながら自分が10代の頃に髪を切った時のことを思い出して、とても印象に残っています。当時の私もショートカットにする時、とても悩んでいたので。きっとファンの方にとっても、ちょっとエモいカットになったと思います。

ーー自由に生きているけど、どこか落ち着いた印象もあるように感じました。

30歳になったからこそ出せる雰囲気なんですかね。会社社長のハイスペ女子・高橋マイのストーリーも、プロポーズを期待していたら、まさか破局するという場面から始まるんですが、もうちょっと若かったら説得力が出なかったはずです。ストーリーや写真に力を持たせられるのは、今の年齢だからかなと思います。

40代になってもアイドルを続けていきたい

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

ーー30代としての年がスタートしましたが、どのような30代を過ごしたいと考えていますか?また、どのような40代を迎えたいですか?

いろいろお仕事させてもらう中で、中堅の立場になってきたと感じるようになりました。現場でも「出来て当たり前だよね?」と、経験値を求められる。当たり前のラインがグッと上がるようなイメージ。だからこそ、どっしりと落ち着きのある30代になりたいと思っています。

そして、40代になってもアイドルを続けていきたいです。アイドルを始めた当時から、老若男女に長く愛されるグループを目指していました。でも、女性アイドルは寿命が短いってことも、なんとなく理解していて。それでも信じたくない。子供っぽい考えですけど、どこか永遠を信じていて「結婚しても続けていけるグループになりたい」と口に出し続けてきました。

ーー最近は少しずつ長く活動するグループが増えてきましたよね。ももクロはその代表だと思います。

ありがたいことに、いま実際それが叶っている途中です。私たちもこの先どこまで続けていけるか想像もつかないですけど、ももクロのメンバーみんながそう思っています。なので、「30代、40代になって、結婚しても活動しているアイドルがいるんだよ」っていう背中を見せて、下の世代の子たちの選択肢が増えたら嬉しいです。

玉井詩織1st写真集『たまゆら』

ーー今後はどのような女性になりたいと思いますか?

あまり自分の人生を計画的に進めてきたタイプではないのですが、30歳という年齢を目の当たりにして、計画を立てることの大切さも感じ始めています。

私はもともとこの世界に憧れて入ったわけではなかったんですが、20年こうやってお仕事をやらせてもらっていて、やってみたいこととか、憧れるものとか、欲っていうものが出てきてるんです。そうした自分に気がついたとき、「私はこのお仕事がすごく好きだな」と改めて思いました。1日でも長く、このお仕事を続けられるように、新しいことに積極的にチャレンジして、自分のブランドを確立していきたいなという思いはあります。

ーーファンクラブ内コンテンツでの毎月の撮り下ろし写真から始まり、ソロアルバム、コンサート、武道館公演、そして今回の写真集二作同時発売。どの企画もすごく個性が表れていると感じました。

ありがとうございます!でも、どの活動も目標や具体的な将来像があったわけではなくて。どちらかというと、いろんな人の良いところをちょっとずつ自分に落とし込んでいく感覚です。今回の写真集もメンバーとは違うことをやりたいと思って、ストーリー写真集のアイデアが生まれました。近いところに、同じものを目指してきた仲間がいるので、それがいろんな実を結んで、自分の個性になってきているのかなと思っています。

玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』
玉井詩織ストーリー写真集『しおどき』

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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