大規模イベントの警備利用を想定した超高画質カメラシステムを参考展示 | RBB TODAY
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大規模イベントの警備利用を想定した超高画質カメラシステムを参考展示

エンタープライズ セキュリティ
「Avigilon」の7Kカメラ。動画の圧縮方式はH.264に対応し、レンズは、EFマウントに対応したものを使用する(撮影:防犯システム取材班)
  • 「Avigilon」の7Kカメラ。動画の圧縮方式はH.264に対応し、レンズは、EFマウントに対応したものを使用する(撮影:防犯システム取材班)
  • 7K相当の超高画質カメラとストレージ、帯域幅を制御するソフトウェアなどで構成された「Avigilon」は、大規模な監視システムの構築ができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 広域監視向け複眼カメラシステム「Dallmeier PANOMERA」。個人の識別に必要とされる1mあたり200ピクセル以上の解像度をデジタルズームでも取得可能だ(撮影:防犯システム取材班)
 セントラル警備保障は、11日まで東京ビッグサイトで開催された「SECURITY SHOW2016」にて、大規模スポーツイベントなどでの警備利用を想定した超高画質カメラシステムなどの展示を行った。

 2020年のオリンピックをはじめとして、今後数年間で大規模なスポーツイベントが多く予定されている。その中の監視システム用途では、広域監視と高精細監視の両方が求められる。

 参考出展された広域監視超高解像度複眼カメラシステム「Dallmeier PANOMERA」は、複数の監視カメラを1ユニット内にまとめて、それぞれのカメラがとらえた画像を1枚につなぎ合わせることで、超高画質映像を実現。光学ズームに頼らなくてももともとの画像(複数のカメラ映像をつなぎ合わせた生成映像)が大きいため、デジタルズームで250m先の人物を撮影した場合、顔を認識するために必要な解像度を確保できるという。

 競技場の観衆など大量の人数を監視する用途に最適で、最大17台のカメラを1ユニットに搭載したカスタム品では、1ユニットでサッカーコート20面を監視することが可能となっている。

 また、超高精細監視カメラシステムとして「Avigilon」の展示も行っていた。こちらはAvigilon社の約30メガピクセル・7K対応HDカメラ、マネージメントソフトウェアなどを含むシステムとなっている。高解像度カメラを用いて対象を撮影・拡大し、最大64分割で表示などができるシステムで、大観衆の中で特定の対象を鮮明に監視することなどを可能としている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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