フランス国立図書館、貴重な地球儀・天球儀を3Dデジタル化
ブロードバンド
テクノロジー
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
「明治日本の産業革命遺産」、世界遺産に正式決定
-
TEPIA先端技術館でペンギンロボットの実演など実施……子ども向け特別イベント
BnFの地図部門は、200個以上の地・天球儀のコレクションを保有。今回、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、イギリス、アラブ諸国などで11世紀~19世紀に製作された地・天球儀のなかから、歴史的に貴重な55個を選定したとのこと。
DNPは、世界各地の文化遺産や美術作品のデジタル化を手掛けており、そのノウハウとともに、独自開発した地・天球儀のデジタル撮影ツールをBnFに提供する。デジタル化により、地・天球儀をスムーズに回転させたり、拡大させて鑑賞することが可能となる見込みだ。
撮影はすでに完了しており、多いものでは1作品に付き600点以上の高解像度画像を撮影した。現在、これらの画像データを3D化するための作業を日本(東京)で行っているとのこと。DNPではこれら世界的文化遺産を、誰もが簡単に閲覧できる独自専用ツールの開発にも取り組む予定。BnFは、BnFが運営する電子図書館「Gallica」の新たな取り組みとして、3D化した地・天球儀を2015年末までに閲覧可能にする予定。2016年には、BnFとDNPのによるイベントも実施する計画だ。
【3Dデジタル化される主な地・天球儀】
アラブ=クーフィー様式の天球儀
マルティン・ベハイムの地球儀/複製
地球儀、通称『緑の地球儀』
金の地球儀
ルーアンの地球儀
修道院長ノレの地球儀・天球儀
●関連URL、メモ
アラブ=クーフィー様式の天球儀
マルティン・ベハイムの地球儀/複製
地球儀、通称『緑の地球儀』
金の地球儀
ルーアンの地球儀
修道院長ノレの地球儀・天球儀