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【オトナのガジェット研究所】Macユーザー必携の旅グッズ!? 世界で使える電源アダプタ「Twist Plus」

IT・デジタル 周辺機器
MacBookのMagSafe電源アダプターと合体できるユニバーサル電源アダプター「Twist Plus」
  • MacBookのMagSafe電源アダプターと合体できるユニバーサル電源アダプター「Twist Plus」
  • それぞれのコネクターをドッキングさせる
  • MacBookにUSB充電対応機器、カメラのバッテリーパックなど3台のデバイスが同時に充電できる
  • プラグ部分。本体をひねると異なるプラグが飛び出してくる
  • メス側のプラグもユニバーサル対応
■同時に3台のデバイスの充電が可能な電源アダプタ

 「Twist Plus」は日本国外の世界各国で利用できる、MacBookシリーズのノートPCとの高い親和性を実現したOneAdaptr社の充電アダプターだ。白い筒状の本体は、片端にユニバーサルタイプ仕様のメス型側プラグになっている。反対側には一見するとオスのプラグが無いようにも見えるが、側面にあるボタンを押しながら筒状の本体をひねるとプラグが飛び出てくる。そのギミックは動画(https://www.youtube.com/watch?v=wvKtfsO1VR4)で確認してもらった方がわかりやすいと思う。

 通常のユニバーサルタイプのコンセントプラグとして機能するだけでなく、同時に3台までの機器が充電できるのも大きな特徴だ。側面にはUSB端子が搭載されているほか、MacBookシリーズのMagSafe電源アダプターやiPadシリーズの付属アダプターを合体させて、それぞれのデバイスが充電できる。

 今回筆者は、本機の実力を試すため、世界最大級のモバイル展示会「Mobile World Congress 2015」(MWC 2015)の取材旅行に携行してみることにした。

 バッグの中に収納してみて、改めて本体がなかなか大柄なところが難点だと気付いたが、プラグ部分の先端部分は常時格納されているし、デザイン上ゴツゴツとした部分もないので持ち運び自体はそれほど苦にならない。トランジットなど旅の途中では機器の充電が不要な場合は、いっそのこと本機はトランクの中にしまっておけばいい。

 旅の最終目的地はスペイン・バルセロナだったので、「C型」の変換プラグを用意すれば事足りるのだが、今回は途中経由がドーハのハマド国際空港だったため、プラグの形状が心配。調べたところカタールでは「BF型」のプラグが使われているようだ。飛行機で移動する合間にもスマホやPCを使いたいし、東京からドーハ間は約11時間、ドーハとバルセロナ間は6~7時間の長旅。消耗したバッテリーは空港でいくぶんか充電しておかないと心許ない。

 経由地であるドーハのプラグの形状はやはり「BF型」だった。だが、「Twist Plus」を変形させてプラグに差し込むと、見事PCを充電することができた。一度の旅で複数の国をまたがって旅行する際には、「Twist Plus」を一台持ち歩くだけで済むのでかなり心強い。

 バルセロナの宿に到着して、壁コンセントの数が少ないことに気が付く。ここでも一度に3台の機器を同時に充電できる「Twist Plus」の機能が役に立った。ひとつ本機の使いにくい部分を指摘しておくと、胴体の尺が長めなので、本体背面に重いアダプタを付けてしまうと、バランスが取れずに壁コンセントからプラグが抜けてしまうことがあった。MagSafeアダプターを装着した状態なら、アダプターが支えになってプラグが外れることはなかったのだが、本体がもう少し小型化されると使い勝手はさらに良くなると思う。

 MacBook Proをつないで、さらにそこから2基のUSBポートにUSB充電対応の機器をつなげば、合計5台の機器が同時に充電できる。PC、デジカメのバッテリーパック、スマホを2台。プレスキットが保存されているUSBメモリーを装着するために、PCのUSB端子は1口をフリーにしておけば良いので、滞在中の快適な充電環境は「Twist Plus」1台でまかなえた次第だ。

 MagSafeアダプターとの互換性による恩恵が、Macユーザーにしか感じられないのは事実だが、これはこれで今までのユニバーサル仕様のアダプターにはなかった面白い発想だと捉えたい。当然、Macユーザーならチェックしておくべき、海外旅行の便利グッズとしておすすめしたい。


《山本 敦》
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