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【ツーリズムEXPOジャパン】「長良川おんぱく」でブランド再構築……岐阜県の成功事例

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長良川温泉泊覧会事務局スタッフ
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「長良川のブランドを再構築したい」
長良川温泉博覧会事務局長の谷口勤氏は強調した。

 地域活性化の試みがあちこちで行われているが、「ツーリズムEXPOジャパン」の岐阜県のブースでは、比較的成功している事業について話を聞くことができた。

 その代表が10月11日から11月29日まで開催される「長良川おんぱく」だ。長良川流域市町村を会場に長良川の自然や料理、文化などが体験できる140ものプログラムが用意される。「老舗で学ぼう!もてなし料理」「黒野城の歴史ロマン探訪」「長良川温泉 旅館めぐり」「学芸員と巡る 鵜飼まるごと体験ツアー」などなど。この時期限定の宿泊プランも用意されている。

 谷口氏によると、「おんぱく」はもともと別府のモデルを参考にしたもの。「別府では10年くらい前から実施されていたのですが、そのノウハウを持ってきたんです。別府の方の話を聞いたときに、長良川にもってきたらもっと面白いことができるだろうと感じたんです」と谷口氏は話す。例えば「長良川おんぱく」をきっかけに生まれたものとして「長良川舟遊び」がある。鵜飼と花街文化が融合した遊宴文化、舞妓とともにお茶とお菓子で楽しむ昼の船遊びもある。昭和の初期まで続いていた文化が復活し、今は商品化されている。

 事務局ではこれまでいろんなイベントを仕掛けていったが、「若いやつらが単純にやってるだけだろ的な雰囲気になることが多々あった。そうではなく、事業者も年齢もいろいろな人たちが係るフィールドを作ろうということで継続してきています」。今年は4年目に突入し、評判も定着した。

 長良川流域には80万人が生活しているという。「長良川おんぱく」をやりながら、「長良川だけではなく、その背景にあった生活とか文化みたいなものを表面にだして価値のあるものを再認識していただき、ブランドを再構築したい」と谷口氏は強調した。

 10月11日は「長良川鮎まつり」が開催され、鮎の塩焼き体験をしながらギネス世界記録に挑戦するイベントも実施される予定だ。
《RBB TODAY》
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