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「消費増税後のスマートフォン」ライフ、SIMフリー端末活用で節約

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「増税後、何を節約したいか」で、2位に「携帯電話などの通信費」
  • 「増税後、何を節約したいか」で、2位に「携帯電話などの通信費」
  • 通信費、7割が「節約難しい」と回答
  • 直販価格1万2191円のSIMフリースマホ「freetel」
  • 「Fonepad Note 6」
  • SIMフリー版も登場した「iPhone 5s」
  • 「iPhone 5c」
 一方、「これらの節約方法で、希望の金額を節約できると思うか?」という質問には、「節約できると思う」と答えた人は31%にとどまり、69%が「節約できるとは思わない」と回答した。理由としては「基本料金が高いので限界がある」(34歳・男性)、「定額プランの金額が高いため」(31歳・女性)などの意見があがった。

 多くのユーザーが、「現在のスマートフォンの料金は高い」と感じつつも、具体的な節約プランをイメージできていないという課題が浮き彫りとなる結果となった。

■商品ジャーナリストの北村森氏「料金節約にはSIMフリー端末を利用する方法も」

 そこでトレンド総研レポートでは、「日経トレンディ」元編集長で商品ジャーナリストの北村森氏に、昨今のスマートフォンの市場動向について聞いている。同氏は「昨今のスマートフォンの料金は、各社ともに頑張ってはいますが、下がりきらないという現状があります」と分析。

 では節約対策としてどんな方法があるのかを聞くと、「数年前より、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる企業が増えてきています。MVNOとは、携帯電話会社のインフラを借りて、ユーザーに通信サービスを提供する会社で、最も大きな特長は料金が安いこと」とMVNOの存在を挙げる。そしてMVNOの今後として、「料金が安い反面、通信速度などの制約はありますが、中にはそれで十分という人も少なからずいます。4月の消費増税を契機として、消費者がMVNOに振り向く可能性は大いにあると言えるでしょう」と期待をにじませる。

 また、同氏は今話題の「SIMフリー」についても言及。「このMVNOの増加と呼応するように、『SIMフリー』端末を販売する企業が増えています。日本では、端末とSIMカードの組み合わせが単一のキャリアに留まるようにロックがかけられています。しかし、このSIMロックを解除した端末ならば、どのキャリアのSIMカードも使えるようになり、先ほど述べたMVNOが提供する低価格のSIMカードも使うことができるのです」とMVNOとSIMフリー端末の強い関連性についても語っている。

《関口賢》
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